朝早く日比谷に行った
といってもラッシュアワーは過ぎていた
日比谷でモーニングのサンドイッチとコーヒー 新幹線を見ながら
こんなひとときを持てるのは 高齢者になれたからだろう
日比谷で映画「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」を観た
6月初旬に公開されて 今やってるのはここだけだった
定年退職して妻と平凡な暮らしを続けるハロルドの元に
かつての同僚からの手紙が届くガンのためもう長くないと
ハロルドは手紙の返事を出しに 行くが
ふと 歩いて同僚のところへ行こうと思い立ち歩き始める
家のドアから車までしか歩かなかったハロルドが
イギリス南西部から北部へ800km 2ヶ月以上かけて
たくさんの人に救われながら 救えなかった息子への思いを抱えながら
ただただ野宿しながら歩いていく
そんな映画、、、、、、。。、、、
せっかく都心に出てきたので
そこからバスに乗り 南青山へそして 表参道 さんぽ
太田記念美術館で 「国芳の団扇絵展」へ
浮世絵専門の美術館で 歌川国芳の団扇絵だけ200点
天保時代も団扇は江戸っ子の暑さをしのぎのおしゃれグッズ
実用品のためよく保存されたものは少ないという
役者絵歌舞伎絵美人絵や
それらが天保の改革で禁止された時は
猫鳥などに顔を変えて 書かれていたという
その着物小物背景のキメの細かさ
また浮世絵ができるまで 絵師彫師摺師の仕事が解説されていて
江戸のあの時代はほんとうに豊かだったと感じさせられる
館内は 写真禁止のため 画像は ネットより