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奥多摩の山へ

去年の母の入院以来 山には行っていませんでした
どこかで 行こう どこかで行きたいと思っていて
先週帰郷したし この日は何も予定が無いし
よし アヤちゃん-サイトウさんに教えていただいた
奥多摩の 百尋ノ滝 の 写真を撮りに行こうと思いたち
朝 6:20の電車で 拝島へ
そこから青梅線に乗り換え 1時間 奥多摩駅へ

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奥多摩駅から 8:10の バス
平日にもかかわらず シニアの登山者 渓流釣り師、夏休み中の学生さんで
バスは満員
出発しようとすると バス会社の人が アナウンス
「川乗林道は 閉鎖中のため 百尋ノ滝へは行けません」
えーーー ワタシが 予定していたコースです
とつぜん 目の前で 予定変更を 迫られます
隣の席のベテランシニアの方が どうするんですか?
と 聞いてきます
では 終点の日原鍾乳洞でも 見てきますと言うと
そこから ミズナラの巨木のある山に行けますよ
と アドバイスを くれます

ともかく はじめての 奥多摩
奥武蔵なら 何度か行っているので変更可能ですが
うーーーむ 選択肢がない
終点の奥多摩駅から またバスに乗って30分の終点の日原鍾乳洞
思えば 奥に 来たものだ、、、

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バスが去っていく バスの時刻表も 数時間に1本
心細いですよ
まずは 日原鍾乳洞へ
9:00前なので 空いています

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鍾乳洞の中は 11度 ひんやりして湿気が心地いい
通路は 頭が引っかかってしまうくらいの 狭いところもありますが
ビル 10階分の 広い空間もあります
新洞の方は 細い階段を のぼってのぼって、、、

おおよそ 1時間 日原鍾乳洞めぐり

すごいね 自然の創り出す こんな空間

まだ 9:50
これからどうしましょう バスも無いし
それでは アドバイスに従って ミズナラの巨木を 見に行きましょう
日原鍾乳洞横の一石山寺に お詣りして
その横の 登山道から 入っていきます

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お寺の後ろにそそり立つ岩壁が 見えますか
あれを横に見ながら あれと同じくらいの斜度を登っていきます
本当に 辛い斜度 もういきなり 心臓バクバク
この 登りが 40分 続きます

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途中 標識も 案内板も 何もありません
ワタシは「 山と高原地図」をiPadに入れて見ているのですが
普段の登山道は 太い線で
起点から起点まで何分と親切に表示されているのですが
この場所は地図上でも ただ のさみしそうな 点線の表示
たまに 赤いリボンと 急坂には ロープがある以外 何もありません
まずは最初の一石山山頂 でも 山頂の印を見つけられませんでした
そこからまた 急な登りの 人形山へ
目標も 標識も しっかりとした 道も無い 枯葉だらけの山
おお やっと 一人の 登山者が いました
ここから タワ尾根から 酉谷山まで行き 一泊して帰るという行程
地図を見ると 今日 そんなに行けますか??という距離
誰もいない 山道を 、、、、ワタシにはできません
一石山1007m 人形山1176m 金袋山1325m
タトウの頭1588m タワの尾根の頭 1711m、、、、、
こんなにすごいところなんじゃあ あーりませんか
ワタシは もう 人形山で ミズナラの巨木 を見たところで引き返します
ミズナラの巨木 残念ながら 数年前に 折れてしまいました
ネットを読むと この巨木には ファンがたくさんいるそうです

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こちら側からは まだ巨木の風情を 保っていますが 反対側から見るとかわいそう

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さあ あの急な山道を下山します
しかし 降りるとなると 景色が 違う
登るのは どちらの方向に行っても 上は一つですからわかりやすい
しかし 下るには どの方向にも行けるので 迷いやすい
標識も無い、目印も無い、道も無い
倒木と 枯葉と どこも同じに見える急な下り道

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滑りおりながら 木の根につかまりながら
岩にへばりつきながら 下って
iPadの 地図で 現在地を 確かめると 線と線の間にいる
ということは 谷に 向かっているって ことですか
線はだいたい 尾根にある道ですよね
このまま進んでも 平面上は線には戻れそうな気がしますが
実際は 高低差ができて 線には戻れない
少し 登り 尾根にもどらなければ、、、、、迷子になる
どれくらい下ってしまったのだろうか、、、、
これが 夕方だとか 雨が降るだとかだったら
雷だとか 大変なことですよ、、怖いですよ 下山は!!
下山の時に 迷子になるのですね

足場も 枯葉と 腐葉土で ズブズブ
木の根に や 岩に取り付きながら 必死で 上へ
と 思った瞬間に 足場が崩れ

ズズズズ、、ドスンと
谷の 棚のところまで 滑り落ちてしまいました
リュックもズボンも 靴も 泥だらけ
ストックも1本 流され 回収不能
上がろうとして また 数メートル 落とされた

また 腐葉土 木の根に 取り付き 奮闘しながら
今度は 滑らぬように 慎重に登り始めます
まるで 蟻地獄に 落ちたよう
やっとのことで 高い尾根まで戻り 尾根を下ります
途中 野生日本猿の 群れに出会いますが
カメラを向ける余裕もなく ひたすら下ります
ああやっと 目印の赤いリボン が あった
この道で いいんだ、、、、
しかし登って来た道も 岩だらけの 急坂
落ちぬよう 転ばぬよう 慎重に 慎重に
・・・・・・・・・・・やっとこさ
一石山寺にたどり着き
そこの手水で 泥だらけになった手や 顔を洗い ホッとします
ほんの 数キロの行程ですが
もう ヘロヘロの ボロボロ あああ疲れた

すごい山に 来ちゃったな
やはり ワタシの ようなシロウトは
しっかりと調べてからでないと だめですなあ
百尋ノ滝の写真を撮ろうと 思ったら エライ目にあったですなあ

しっかりと 目的と 計画を立て
次回は満足のいく 山行に いたします
山でなくても 奥多摩の渓流も いいかな
まずは 人の いるところへ 向かいます
帰って ネットで検索してみると などの書き込みがありました
「登るに簡単。」そうに見えますが、初心者向きの山ではありません。
山肌のトラバースなど、危険な箇所もあり、金袋山から先は、道迷いの危険もあるそうですから、経験者と同行されることを、お勧めします。。。
※ 昨年この辺りで滑落による死亡事故が発生しています。
・ ミズナラの巨木周辺は平坦な地形であることから、道迷いの危険性を感じました。
・ タワ尾根全般を通して踏跡が薄い事に加え、落葉によって覆われていますので、都度、現在地および進むべき方向の確認が必要です。
※ 「山と高原地図」の破線コースです。

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