小倉の朝は またまた快晴
荷物をまとめて ホテルを出て 旦過市場へ
古いアーケードの中に 数十件が軒を並べる北九州の台所
くじら 肉 野菜 惣菜 和菓子 ぬかだき 豚足 、、、、
なんでもあるので いつも 見て買って歩くのが楽しい所
その中ほどにある 北九州市立大学の学生さんたちが運営する
「大學堂」 喫茶に アート ギャラリー
さまざまなイベントが行われる
かつて何度か ここで 踊っている
5/5 の「タンガでタンゴにタンゴ(旦過で端午にタンゴ)」
という イベントを タンゴの節句で という話を聞いた直後
4/19 未明 旦過市場は 大火災
テレビでも 朝から そのニュースにあふれていた
中止になるかと思われていましたが
元気を取り戻してもらう一助になればと 開催されました
まだ 焦げた臭いが残り 火災の凄まじさがそこかしこに
立入禁止の場所では後片づけをしていますが
被災をまぬがれたお店は 元気に営業しています
今回のツアー 旦過市場で お金を使うようにと
せっちゃんとタッキーからお預かりしたお小遣いを持って
お昼ご飯に 九州マグロ屋さんへ
おまかせ握り に トロステーキ手巻き
ファンダンゴスもやってきてマグロブツを肴にビールにワンカップ
マグロスマッシュプラザース丼
大學堂に 戻ると マーシーマギさんが アルバイトの大学生に
ダンスの ミニレッスンを しています
若い子たちに 待つ女になるんだよ って ほざいてました‼️
粋のいいタンゴもいいけど
薄暗い路地に流れる オブリビオンが 聞きたくて踊りたくて、、、
リハーサルで ファンダンゴスが弾きだすと
その風景と 重い音の流れが
まるで 記録映画のように ゆっくりと動きだした
いい 空間に 浸っている
↑ ここクリック オブリビオン
14:00〜15:00 16:00〜17:00 の2ステージのストリートライブ
大學堂前は すごい人だかり 見る人 行き交う人
新聞テレビの取材のカメラも
マーシーたちが踊り ワタシたちが踊り
そうでないときは
東京 広島から駆けつけてきてくれたタンゲーロ ミロンゲーラ
そしてさっきはじめた若者 くじらやの旦那 が踊ってのストリートミロンガ
そしてそれを楽しむ人たち
たくさんの方においでいただき
旦過市場復興のための 投げ銭をいただき ありがとうございました
主催
終わって 打上げも 大學堂の 学生さんたちが作ってくれる各地の名品
美味しいものをいただき 若いしっかりした学生さんたちと話ができ
このひとときが たまらんですよ
残念ながら マーシーマギさんに続き ワタシたちも
帰りの飛行機があるので 中座せねばならなかったのが
心残りでしたなあ
主催していただいた 竹川大介さん そして活動的な学生さんたちと
旦過市場のみなさま 観客のみなさま
ありがとうございました
今回 ただ白頭山に飲みに来るという旅行が
こんなに素晴らしい イベントに変わるなんて
魔法にかけられたようです
今回の門司港のライブ 旦過市場のライブが
20年間やってきたタンゴの節句のケンリリの出発点は
これなんだろう と いうことを教えてくれました
小倉のカフェレストランマヤ 遠賀川マーフィーズカフェ
直方 レンピッカ 飯塚フランス亭、、、
初期のタンゴの節句の 手作りの 身近さに
無条件で 飛び込んで行ったあの時
大きな会場でやる機会も増えて忘れてしまっていた感覚を
新型コロナの空白期間と
「小倉へ飲みに行こうぜ」が
今回のイベントに出会わせ 思い出させてくれました
タンゴの節句は これなんだな
たくさん踊ってたくさん食べてたくさん飲んで
その間舞台上も 打上げも 休む間も無くつづく
ファンダンゴスのしゃべりいの 標的になり
餌食になり 反撃し また 標的になりを繰り返していく
心と胃袋とどこでも10曲踊れる体力を鍛えられる10日間
それを乗り越えられるタンゴの節句向きのダンサーだな
マーシー&マギも
また一緒にやりたいなあ 衣装いっぱい持って
またやりましょう
やらなかったら 押しかけて行きますよ
新たなる タンゴの節句が はじまる予感