タンゴの節句ツアー2016「これが王様だ」

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トリオ・ロス・ファンダンゴスが6枚目のCDを製作しました
1 El puntazo
2 Este es el rey
3 Pavadita
4 Amurado
5 El Porteñito
6 Dichas que viv´i
7 Vida mía
8 Tus palabras y la noche
9 Invierno
10 Paisaje
11 Reliquias porteñas
12 Paciencia
13 9 de julio
14 El día qu

ウワア 14曲も 入っています
最初のCD 「トリオ・ロス・ファンダンゴス1」は6曲でしたよね
1から5と次々に CDを出し
去年の 4回目のブエノスアイレス公演を 経て CD6への 道程
演奏もしかり ですが タンゴへの造詣が ますます深まり
その 存在自体に タンゴの 薫習 を 感じます

2回目の ブエノスアイレスツアーの時
バイオリンの谷本さんを 連れて行った老舗ミロンガ EL BESO
そこで言った ワタシの ヒトコト
「よく 踊る人を見て 、よくかかる曲を聞いて」
そう 一般の人が好むタンゴと
ミロンガで 踊る人が 好む曲をは かなりの違いがあります

そこを 見事に ファンダンゴスは 汲み取り 曲を選び
前回 前々回の ブエノスアイレスツアーでは
ブエノスアイレスのミロンガでは 踊る人たちを操り 狂わせ 大歓声
ラジオでは 視聴者からの 驚きの反響
ライブレストランでは 自然発生的に お客さんが歌い出し
全員の大合唱 を 引き出し
ただ 演奏を 聞かせるだけでなく かかわる人たちの
心の糸に 触れ かき回し 楽しませる 巾の広さ 奥の深さ

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そして 彼ら 自身が タンゴの踊りを はじめ
踊りから 感じ取れるものを 演奏に 活かし
演奏 も 踊りも どんどん進化していっています
ですからきっと コンサートの中でも
ダンサーをさしおいて ステージで踊るシーンも
多々あるのではないかと 楽しみにしております

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4/29(金 祝)から 始まる 「タンゴの節句2016」 今年で 15回目
宮崎、大分、小倉、広島、下関、福岡昼夜2公演
全7公演に ミロンガタイムを 設け
また 今回は 5/6(金)には ファンダンゴスが主催し 演奏し 踊る
ミロンガ が 開催されます

タンゴの節句では だいたい 10曲前後 踊りが 入ります
ファンダンゴスの曲層が どんどん 変わっていく中で
ワタシたちのかつての 名演怪演 フェリシア、颱風、イルシオン、
オブリビオンなどは 新しい波に 淘汰されていってしまいます
4/1 バイオリンの谷本さんが ワタシの家に泊まった際酔っぱらって
「ケンジさん、「Este es el Rey」踊ってよ
今年は 15回目 最高のものを作りたいから Este 踊ってよ」と
ワタシは 酔っぱらっての話 と 聞き流そうとしておりました

この「Este es el Rey」16年ほど前
ロンドンのタンゴフェスティバルに 出品 いたしました
かつての 映像を 引っ張り出して 見ましたが
若気のイタリアン
ふーーーむ 新しいのを 作らなければ と 取り組み始めました
曲を よく聞き 分析し
イントロ部分 前半の盛り上がり部分、中盤の緩む部分
後半の盛り上がりの部分、これでもかと畳み掛ける部分
そしてエンディング、ポーズ、、、、
どの 部分に どの ステップが そして 身体が馴染むかを
繰り返し 繰り返し 試しながら
部品を 削り 曲げながら 試しながら 作って
それを 揃えて 全体を 仕上げていく
仏像彫刻で 鍛えた この作業を タンゴの踊りでも やっていきます
繰り返し 繰り返し 没頭 繰り返し 繰り返し 没頭
だいたいの 部品が出来 、音楽に組み込み 試運転
合わない部分を 調整
このポイントで この動き という部分が 合わないと
気持ちが悪い すわりが悪い とでもいうのでしょうか
腑に落ちるまで 繰り返さないと 身体が拒否します
頭では ごまかせても 身体は 拒否します
あーー なんとか カタチに なって きました
よし コミックに してしまえ!!!!と
エドォアルド・カプッシー&マリアナ・フローレスの Este es el Rey
これは すごいですよ
この激しい曲に 2人が 全然 組まないで 踊らないで
納得させてしまうの だから すごいですよ
ぜひ ご一覧 あれ
あそこまでの コミックには 出来ないが コミックにという
思いが 伝わってしまったのか
メールで 谷本さんが「ちゃんとしたのにしてください」
と きつい お達しが、、、、、せっかく出来たのに、、、、
部品を 取り替え ちゃんとした??? バージョンに
うわあ やっと出来た 試運転
身体が 頭が馴染むまで試運転をくりかえします
ひさびさに スタジオを 借りて 何日も何日も
何時間も 何時間も練習しましたね
おかげで 老体が まだまだ 動き始めました
振り付けは 新しいですが 踊る身体は 古いですが
アジが あるかも

試運転を終えた後は
クラスにおいての 公開リハーサル
やはり 人様の目が 踊りを 育ててくれます
人の目の中で やることで メリハリ 緩急 集中力が 育ちます
これを10曲分
4/27出発の日まで 公開リハーサル を 繰り返し
タンゴの節句 最高のものを お見せいたします

引っ掻き回した ブエノスアイレスを 再現いたします

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