令和元年リリアナ祭

蒸し暑い日が続きます
例年だったらもう太陽がグワッとむき出し
凶暴な暑さの真っ只中にいるだろうにな
なんて思いながら
西武新宿線、山手線、副都心線を乗り継ぎ
雑司が谷エルチョクロへ 11:30

歌手のミホコさんと
リリアナさんはもう来ていて
衣装にアイロンをかけています

エルチョクロさんから 3月にお話があり
7/20 リリアナさんの誕生日が近いこともあり
「リリアナ祭」と銘打ち
演奏はミユキタンゴバッカス
(ピアノ&鍵盤ハーモニカ佐藤美由紀さん、
コントラバス&ピアノ清水良憲さん)
歌手ミホコさんと決定していました
5月のタンゴの節句ツアーでご一緒した
歌手のKaZZmaさんにも声をかけると
快諾頂き豪華なメンバーになりました

リリアナさんは KaZZmaさんのギターで
そしてミユキタンゴバッカスの演奏で
ミホコさんのバックコーラスも入れ
歌を歌うことを計画して
KaZZmaさんやミユキさんに譜面を書いてもらい
リハーサルを繰り返し
ずっとブツブツと絶え間ない練習をしていました

12:00に出演者みんな集まりリハーサル
ワタシは事前にいただいていた予約のお客様の席次表を作り
テーブル椅子を並べて会場作り
おかげさまで 1ヶ月前には満員御礼となりました

前日の夜中にミユキさんから曲順のスケジュールが送られて来て
そのやりとりでスマホのメッセンジャーは
枕元でビービーうなっていました
曲順にはミユキさんの知恵と叡智がたっぷり詰まっています

15:30開演満員のお客様で熱気にあふれています
エルチョクロは厨房から階段で上った二階に楽屋がありますが
ワタシは会場 1番後ろに席にカメラと衣装を持ち込み
ずっと会場から出演し撮影
まずはダンスでタキミリを
狭いエルチョクロ、
で、、出演者多数の中で作っていただいたダンススペース
最近リリさんとのバランス重視の練習から
どんな狭いところでも本当に苦もなく踊れます
タンゴは男女でアブラッソ、組むというところからはじまりますが
その組むというものを見直してみると動きの可能性は広がりますね
これはまたの機会に書いてみます

タキミリの踊りの後
セラウナとベサメムーチョとミホコさんの歌がアクセルをかけます
カナパリを踊り
KaZZmaさんの悲壮から
リリアナさんがリクエストした「白い自転車」
みごとな歌とタンゴのお話
ですがですが KaZZmaさん軽快なトークですが勇み足をやらかします
タンゴの節句の時でもずっと後でやる首の差の解説をして
みんなからダメだしされたのですが
これからリリアナさんの歌う歌の解説までしてしまいました
首の差は KaZZmaさんには鬼門です

そしてそのリリアナコーナー
リリアナさんが考え KaZZmaさんに譜面を書いていただき
練習を重ねた歌のかずかず
オラシオンデレマンソ
帰れない二人
首の差
ミアモーレ
とミユキタンゴバッカスギターKaZZma
バックコーラスミホコを従えてのステージ

そしてミユキさんの鍵盤ハーモニカ、とピアノ
清水良憲さんのピアノからコントラバスへの早変わり演奏の
天使のミロンガで踊り第一部を終了

(写真佐藤育子さん)

第二部
これもミユキタンゴバッカスの
二人三重奏のバンドネオンの嘆き
バンドネオンは入っていないのにあるような錯覚に

そしてギター弾き語り KaZZmaさんの
カミニート、蝶々ちゃん、想いの三連発ブラボーの声声声声
その歌唱力 KaZZmaワールドにお客様魅了されました

そこへたたみかけるミホコさんのあなたの影になりたい

でワタシもコモドスを
本物の歌手たちと兼業歌手の歌の5連発
白い小鳩を踊り
しっとりミホコさんのカルーソー
カルーソーの想いを語り心に染み入る歌声
リリさんは涙ぐんでいます

そして降ってわいたような最後の曲は
パシエンシア(忍耐)
ふつうは演奏がありその後から歌が入るのですが
今回はうんどすトレッ
あのチェでヌエボてビオロミ£*>$ オホス$%# と
直接ワタシの歌に入っていき
また同じフレーズをKaZZmaさんが歌うという異例なもの
ツインボーカルで新たなパシエンシア
通例を打破していくミユキさんの演出見事なもので
あとでKaZZmaさんもあれよかったねオモロかったねえ
クセになる味やねえ、、、、、、、と