タンゴの節句ツアー 2018 1日目 小倉 リハーサル

タンゴの節句ツアー2018に出発する日になりました
17年目の タンゴの節句  でも   緊張します
もう 17年もやっているんだから
どうってことないだろう と 思われるかもしれませんが
若いころは 勢いで なんでもござれ
ワタシを見ろ!で踊っていたのですが
だんだんと ダンスが 解りだしてみると
こうやって ああやって
こう見えて欲しい ああ見せたいと
若いころ以上に 試行錯誤が くり返されます
まして タンゴの節句は 10曲以上
10曲踊り抜く体力と ツアー2週間の体調管理
以前はライブして 大食い大飲みのくり返しでしたが
今は 万全の体調で望みたい が 一番
無事これ名馬ですね
踊る曲もファンダンゴスの成長に伴い 大幅に変化
ブエノスアイレスで5回、ヨーロッパ アジアをはじめ
日本各地の ミロンガ ダンサーに引っ張り凧のファンダンゴス
その演奏形態  曲そう  どんどん変わっていっております
それに ダンスが 追いついていくのが これがまた 大変
今回も また 新しい 曲 や振り付け
この 脳みそで よく 覚えられるものだと 感心します
踊る曲も ある時 グワーイ と 踊りたい こんな感じで 踊りたい と
天からの 指令書 が突如  降りてまいります

それには設計図は 書いてなく ただ イメージのみ
なので そこから 曲を 分解して ステップを組み立てていきます
今までの 自分たちの持ちネタを 古い民家だとすると
それを 解体して 使える具材を 十分使い切ったり削ったりしながら
新しい家に合わせていく そんな作業のくり返し
具材が ピッタリくるまで ああじゃないこうじゃない
ひたすら リリさん 相手に しっくりくるまで動きます
イメージは ワタシの頭の中にしかありませんから
相手をする パートナーは 根気がいります
そうしてできた 今回の
キャロップでと マンドリア
ギャロップでは 馬術競技の 並み足 ジャンプなど
人馬一体となった 優雅な動きをイメージして
マンドリアは あのキレのいい 勢いを殺さぬよう
ジグゾーパズルの パーツを 当てはめるように
一つ一つ 作ってきました
この作業 大変ですが ワタシにとっては
とても 面白い 大好きな作業です
こういう作業が できるのも
ファンダンゴスや ミユキタンゴに
10曲以上の たくさんの課題をいただけるからですね
ダンスが できたら それを 人前でやってみる
クラスの人たちの前で 公開リハーサルと称して踊ってみる
人前で踊った時 場所が変わった時
自分が どう感じるかを 感じてみる どきで間違えるかを感じてみる
10曲全部試し そして オリジェーロのデモで テスト飛行
そんな作業を 1月より くり返して まいりました
それを持って 今日 九州へ行き
ファンダンゴスの音と 合わせてみます
あーー楽しみでもあり 緊張でもあります
そんな 緊張感を持ちながら リリさん羽田で 腹減ったと
カレーうどん

で 飛んで飛んで飛んで飛んで 北九州空港へ
空港では ケイトさんが 迎えに来てくれ
市内の ホテルに チェックイン

そのあと ムーブで 生音で リハーサル
前述した 踊りが 生の演奏に当てはまるのか
生の音に 自分たちが どのような反応を示すのか
一つ一つを チェックしていきます
そして 男性は 舞台に対して どのような方向になるのか
方向性 フロアクラフトを チェック
今までにない ワタシの中では 緻密な作業を はじめています

体力温存しながら 10曲すべて そしてやり直し 数曲
今までにない キチンとした リハサルなワタシ

終了後 リハサル の 打ち上げ
わーわい ワイワイ な打ち上げの中
かねがね 疑問に思っていた タンゴの 曲に対して
ミュージシャンの捉え方 とダンサーの捉え方について質問
同じ 曲を 演奏する側 と 踊る側と
同時に同じことをやりながら 捉え方が 全く違うのですね
これは 以前から 考えてたことなのですが 面白いです
そう 思う そう考える 自分が とても面白いのですがね

熱く語らう 打ち上げ

さあ 明日から タンゴの節句ツアー2018 始まります
広島カフェ テアトロ アビエルト
今までやってきたことが 本番に 向かい合います

新たなるタンゴの節句 お楽しみください