雑司が谷エルチョクロ

雑司が谷 エルチョクロ
東京いや 日本でも有数の
アルゼンチンタンゴを 中心としたライブハウスになりました
月に20回以上 若手からタンゴ界を担っている重鎮までが演奏し
また 海外からも 出演者が 多数 集まります

オーナーの 修作さんが 祖母の残してくれた家を改築し
そこを ライブハウスにしたいと
そして その外装は アルゼンチンの本に載っていた
白と青を基調にBar EL Chino のようにしたいと
かなり危ないポンページャに あるBar ELChinoは
地元の人が集い 歌うお店
ワタシも 友達に連れられて よく行っていました
そんな 風景の 雑司が谷 エルチョクロ

24日 ミユキタンゴトリオ と ワタシたちのライブ
あの狭い エルチョクロで 踊る唯一のダンサーです

むかしはブエノスアイレスでは 大きなタンゲディアの他に
ア メディア ルスだとか クンパルシータ、スールなどの
小さなタンゴバーいくつもありました
夜な夜な 怪しい雰囲気の中 いくらぼったくられるのだろうと
ビクビクしながら 通ったものでした
そんな良き時代の タンゴバーの 雰囲気を

毎年 オーナーの修作さんから 声をかけていただいて
今回は 20人くらいで まったり ゆっくりやろうと思っていましたが
ありがたいことに もう2週間前に 満員御礼になりました

席作りがあるので 早めに エルチョクロに出向くと
ちょうど出勤途中の 修作さんと 会いました
そして 準備前の 乱雑で いい雰囲気のお店で
ひとしきり 二人で 昔話を30分していると
リリさん、メンバーが やってきます

 

ミユキタンゴトリオ
ピアノ佐藤美由紀さん、バンドネオン早川純さん
コントラバス 清水良憲さん
メンバーは必死に小さくなって 踊るスペースを作ってくれます
それでも2〜3畳 、、、
その中で ダンスは10曲 歌 5曲
当日の朝 予定曲が メールで 来ました
リハーサルの時に 正式 曲順が わかります
えーーしばらく歌ってませんけど
レコバにガルガンタにマリポシータ、、、、
こんなに歌わせていただいて 嬉しゅうございますが
歌詞が 出てくるかなああああ

14:00開演前から お客様がならび
15:00開演には ぎっしりの お客様
今回の ライブ ワタシには 感激のものでありました

ワタシの小学校の同級生たち
ワタシが 最初に働いたダンススタジオの同僚たち
そしてその頃の 生徒さんたち
また リリさんとタンゴを 踊るようになってから
ずっと応援してくださる方々
根津のふれあい館のミロンガを長くサポートしてくれていた方
ワタシの趣味のおつきあいの方

いま 直接 タンゴに 関わっていない方たち
しかし ワタシの 人生で 深く関わってきた方たちが
こんなにもたくさん
ケンジ&リリアナ、そしてミユキタンゴを 応援に来てくれました
自分の 人生という長いスパンで
触れ合ってきた人々とのつながりが
目には 見えなくとも つながり続けていたんだと感じ入りました
まるで ワタシの 生前葬であるかにように

最後は 店のオーナーまで 歌い始めます 最後のコーヒー

引越しで ものや 生き方を整理できたと思いましたが
人様との つながりは 長い根強く 温かいものでした
この方たちの前で 踊り 歌い ワタシの人生を見ていただき
本当に 嬉しかったです
お越しいただきました皆様
ありがとうございました
皆様がよかった 楽しかった という声を聞いて
まだまだ この道を 突き進みます
タンゴを通じて ワタシを見ていただきます

日本全国に タンゴの生の演奏と ダンスを お届けする
ミユキタンゴ 東日本ツアー はじまります
仙台、山形、秋田、青森、函館、札幌、水戸の みなさま
お会いいたしましょう
楽しみにして おります