新盆と 見守り地蔵

銀座で 社交ダンスのパーティがあり
そこで 踊りました
この時期 パーティや デモが 皆無となり
踊れる機会がなかったので 踊ることの喜びを痛感いたします
そして パーティも お客様は 少なく ゆったりとしたもので
その中での トッププロの演技に 魅了されました
ドレスに合わせた マスクをしたり それぞれ 新型コロナ対策をされています
仮面舞踏会のようでした

翌日8/10から 実家に帰り 母の新盆の準備
新型コロナの感染者が GoTOトラベルで 活気的に増える中
お盆の 県をまたいだ 移動は お控えくださいの 各首長のメッセージに叛き
東京から 埼玉県 栃木県を横切り 群馬県に 移動してしまいました
母が亡くなり ちょうど一年
新型コロナのおかげで 一周忌法要は 中止したものの
なんとか 新盆で 実家に迎えて あげたかったのです
お許しください

新盆では 棚を作って 提灯をかかげなどするようですが
そこは 密かに 東京を抜け出した 脱北者ならぬ脱東京者
近所に知られるような大掛かりなことはできず、
自作の お迎え棚を作ります
従妹が 花を 買ってきてくれ 従弟が 馬を買ってきてくれ
ワタシの彫った 仏像と 見守り地蔵たちで 迎えます

13日の朝 お寺に 新盆合同供養祭に行き 塔婆と 灯篭流しを受け取ります
お寺は 山の中腹にあり この暑さの中たどり着くまでが 難儀です
あの40.5度を記録した 桐生です
住職に ワタシの彫った見守り地蔵を お渡しすると
喜んで 本堂に飾ってくれて
「ウチの寺は イベントが多いので ぜひ たくさん彫って
檀家の方にも 分けてあげてください」と
老後の 見守り地蔵専門仏師の 道も 開けたような

親戚 友人知人 が訪れてくださり 母の思い出話を
早いもので もう一年 去る者日々に あざやかになります
来てくださったみなさまに 見守り地蔵を 受け取っていただきます
見守り地蔵 本当に彫ってよかったと思っております
差し上げた みなさまを ワタシが彫った見守り地蔵が 見守り
そしてみなさまが 毎日地蔵を見守る
そうを想うだけで 心が 行き届きます
ワタシの 荒ぶる心が 凪いでいきます

これだけいた お地蔵様が みなさまのもとに旅立って行きました

頼みましたよ〜

 

お盆の最終日 前日は 地元の中学の同級生たちとの内緒の飲み会
中学卒業後 50年 みんなそれぞれの道に進みながら
50年の歳月が育てた 人と飲む 深みが増していて 面白い
また 帰って来いよ いつでも飲むからな!と
幼なじみも いいなあ

翌朝16日 夜には お寺の大きな池で 灯篭流しが あるのですが
残念ながら 見られず 荘厳な雰囲気だそうです
さだまさしの精霊流しを口ずさみながら
朝 家を出て 歩いて山のお寺に 仏様を送ります
朝とはいえ この暑さの中 山を登りお寺へ そして駅へ
もう 暑さでグチョグチョ で ヘロヘロ
密かに 東京へ もどります

いい お盆を ありがとうございました

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