ミユキタンゴ 横浜クロスストリート ライブ

澤田瞳子さんの「火定」を読んでいた

天平時代 聖武天皇の世   日本で疫病天然痘が 猛威をふるって
当時の日本の人口の3割が 死亡し
平城京においては 当時政権を担っていた藤原四兄弟が全員倒れ
また多くの官人が罹患して 朝廷機能が 麻痺状態になった
その後も 耕作地は荒れ果て 飢饉の続く時代となっていく
当時 災害や 疫病は 為政者の 資質により 起こるとされ
聖武天皇は責任を感じ 安静を願い  東大寺の大仏の建立を命じたが
人々への負担は大きく 国家予算を破綻させる状態になっていく
そんな時代  下層の民を救う病院 悲田院の医師たちが奮闘する物語
遣唐使 遣新羅使が 持ち込んだ 天然痘
治療法がなく 真夏に腐敗する 死体の山
政治家が何もできない状況に 不満が爆発する庶民の暴動
目をそむけたくなるような悲惨な情景と恐怖を描いたこの小説
なにか いつの時代にも通じるものがある  と思いながら 横浜黄金町へ
横浜クロスストリート
ピアノ 佐藤美由紀さん  バイオリン 西田けんたろうさん 歌手 ミホコさん
ダンス ケンジ&リリアナ   の ひさびさの生ライブ
新型コロナの緊急事態宣言が 延長されたこの日
限定 20名 のお客様
クロスストリートの ウエダさんが 完璧な 換気 イスの距離で
新型コロナ感染防止に つとめます
それまで 暖かい日々が続いていたのにこの日は 真冬の寒さ
開演までは  四方のドアは 開けっ放し    寒かったねえ
しかし  演奏は 熱気はおびておりました
やはり お客様の 目の前で 行うパフォーマンス は しびれます
美由紀さんの あの 弾け飛ぶピアノが
けんたろうさんの ささやくバイオリンが
生の演奏の 中にいる      幸せだな
歌手のミホコさんは コロナで自粛中 につちかった新曲の数々を 披露
リリアナさんは たくさんの新しいドレスを 見せてくれる
すごいですよ   コロナのこの2年
ほとんどの デモ  ライブ コンサートが 中止になっているのに
新しいドレスを どんどん 作っていくリリアナさん
クラスも縮小して できた時間で
芸人として身につけるたくさんのレッスンに通っている
ワタシなどは ゴルフクラブを振り回し 木を彫り昼寝をしているのに
今まで以上に忙しい  攻めの 人生を 貫いている
ほかのメンバーも この時期 資格を取ったり 違う仕事を試みたり
人生の幅を 広げていっています
久しぶりに みなさんと お話をして
ライブの 楽しさ  生き方の多様性 を 再確認いたしました
また いつ ライブができるか わかりませんが
この時期が  ミユキタンゴ みんな 芸の幅を広げています
それを 発揮できる日を 楽しみにしています

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