ブエノスアイレスへ行ってこよう 3

季節の違い 食事のちがい ハードな毎日、飲みすぎ、、、、
などなどで 緊張感も薄れ 身体や胃腸が 疲れてくる時期
毎日 肉 パン パスタなので 野菜不足
ご飯 温かい野菜を 身体が欲しがってくる
こんな時 ありがたいのが
ペルー人のやっている中華料理マンサン
もう サンテルモに 住み始めてから15年くらい お世話になっております
みんなで 分けても たっぷりあるチャーハン、春巻
そして胃の腑にしみわたる生姜たっぷりのトーフスープ
値段も 手頃だし マンサンには 2,3回は 訪れます

食後 みんなは もうブエノスアイレスの地理感ができてきたので
それぞれで 世界三大オペラ劇場のコロン劇場
そして世界で2番目に美しい本屋 エル アテネオに行ってます
コロン劇場は 劇場内ツアーが あるそうです

ワタシたちは 夜に備えて のんびりしながら
部屋からネットで 翌日 翌々日の ミロンガの予約を とります

夜は サロンカニングの ミロンガ前のレッスンへ
アナリア&マルセロさんの 音楽性の レッスンへ
いろいろなミュージシャンを招き その楽器とともに
リズムや強弱の 踊り方を考えます
この日は バンドネオンの弾き語り
そして ミロンガへ
火曜日のサロンカニングは 満員 すごい人出ですが
4年で 何か 感じが 変わっています
今までいた 重鎮のタンゲーロオヤジたちが いない
スリットの入ったドレス姿で 中国系の女子たちが
男性を誘ってフロアに出るが 踊れないで騒いでいる
その子たちが 踊りの最中 フロアを横切って歩き回る
えっ いつから こんなになっちゃったの??
以前のミロンガでは 踊れない人がフロアに入ると つまみ出されていたのに
気分が悪くなるほどの ショックを受けたなあ

この女子たちは 礼儀正しいミロンゲーラです

翌日は 掛谷知子さんのお宅で ランチにお呼ばれ
掛谷さんは JICAの海外協力隊として
アルゼンチンで 日本語教育に 力を注いでおります
一昨年 掛谷さんから ブエノスアイレスへ 赴任しますと聞いたときは驚きました
まだまだ 夢を求めて 海外へ旅立っていく人がいるんだ
そして赴任して一年 ブエノスアイレスにも精通し
いろいろ 助けていただきました
掛谷さん手作りの 料理をいただきました

そのあと みんなは パレルモから靴屋さんへ

夜は 歩いていけるペルー通りのマルディータミロンガへ

ここは オルケスタ ティピカ エル アフロンテという
若手のタンゴバンド集団がやっているミロンガ
トリオ ロス ファンダンゴスもいつもここで演奏しているため
ラウラさんや メンバーも覚えていてくれました

1週間目 9日

昼は 地下鉄で ラバージェまで行き 靴や サッカーユニフォームを買い

ミキさんの息子ダビくんが アルバイトしているお寿司屋で 昼食

お寿司の盛り合わせと懐かしい味の カツカレー

夜は ベトの オススメのミロンガ デ ケルーサへ
サンテルモから バス126番で 一直線
ボエド通りを過ぎたあたりで 降りるとすぐの場所
19:00から ミロンガ前レッスンは
日本でもおなじみの パブロ&ノエリア
名古屋の花万博のアルゼンチン館で 半年踊り
彼らに習ったダンサーも多いです
その後も日本にもたびたび 訪れています
もうひとつ組 アンドレス&ヘノベバ
アンドレスは 25年前 最初にブエノスアイレスを訪れた時
オズワルド・ソトの グループレッスンを受けに ガレリア デル タンゴに行った時
レッスンの アシスタントをしていたダンサー
彼も そのことを 今でも 覚えていてくれます
基本を大事にした いいレッスンでした

着いたばかりの浅井みどりさんもいらっしゃいました

そして21:00ミロンガへ
私たちは はじめて行きましたが 今人気のミロンガなんですね
もう早い時間から たくさんの 人が 集まってきます
そして懐かしい 人たちに お会いいたします

カメラマンのカルロス ビソット さん

この写真 ビソットさんの作品
アルゼンチンタンゴダンサー専門のカメラマンで
タンゴ雑誌 エル タンガウタの表紙だったり
ダンサーの宣伝写真は 全部彼の作品でした
踊りも好きな人で チノミホさんのアパートで
夜中まで 踊っていたこともありました

 

アウロラ ルビスさん


1990〜95年まで 赤坂一ツ木通りにあったタンゴバー「ノスタルヒアス」
生演奏 と アルゼンチンのトップダンサーのショーのタンゴバー
アルゼンチンタンゴに惚れ込んだ 演出家の間さんが 作られました
バンドネオン京谷弘司さん ピアノ オマール バレンテさん
コントラバス ダニエル東谷さんほか来日する ミュージシャンの方々
ダンサーは ブエノスアイレスの人気タンゲディア カサブランカで
10年活躍していたアウロラ&ホルヘ・フィルポ
そして若手人気の カチョーラ シルビア&ジュニオール
この豪華なメンバーで 毎日 2回のショーを見せ
土曜日は ショーの合間にミロンガがありました
そこのレッスンで お世話になり
翌年 アウロラ&ホルヘ・フィルポを頼って ワタシは ブエノスアイレスへ
右も左も 言葉もわからないワタシを毎晩ミロンガに連れて行ってくれ
たくさんの ダンサー、タンゲーロ、ミロンゲーラ、
そして主催者の方々を紹介していただきました
伝説のダンサー ぺピート アベジャネーダに出会えたのも彼らのおかげです
今回はそんな お世話になった人たちに出逢えた貴重な旅でした

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