年末29日の四谷ChiqueでのMilingaExpressの日
昼少し前リリさんからメールがあり
「体調が悪く起きられません 今日のデモは無理です」とメールがあり
ワタシは慌てて自転車を飛ばしリリさんの家に行きました
ぐったりとダルそうに寝ているリリさんを叱咤しましたが
その日は起きられそうにありませんでした
家に帰り早めに準備をしてもう一度訪れましたがダメでした
30年近く一緒にやってきて仕事にアナを空けてしまうなんて
初めてのことで ワタシも動揺しました
今年のタンゴの節句直前にワタシが急性胆嚢炎に倒れ
出演は無理かと思われていましたが薬で保ち
タンゴの節句終了後に 緊急手術をしたという
奇跡的な出来事でありましたが
出演者スタッフに多大な気づかいをさせてしまいたが
なんとかつとめることができました
16:00〜22:00までの日本の誇る3人のDJによる長丁場のミロンガ
チームリリケンからも20人が来てくれて
16:00過ぎに行くと もうたくさんの人が踊っていました
主催者のIkeさんやリリケンチームのみんなに
リリさんが出られないことをお詫びしてると
Ikeさんが
「キョウちゃんとめぐみさんと踊ってよ
曲はボクが選ぶから、、、、」と言ってくれたので
ワタシのデモは やれることになりました
ミロンガはもう大盛況
ワタシも 40曲は踊ったなあ
18:00隅田川ダンサーズ
スミレ& 玉井、ズーハン&キョウコ、タカシ&めぐみのデモ
もう若手ではない 立派な今のタンゴ界を代表するダンサーたち
昔から知っているので その踊り方の成長成熟ぶりがうれしい
20:00隅田川ダンサーズ 群舞2曲
これも練り込まれ 踊りこんだ熟練の動き
いいなあ 若いって
さあそしてワタシのデモ
初見が面白いからと思って今日はキョウコちゃんともめぐみちゃんとも
踊っておらず もちろんここ数年 いや初めて踊る??二人かも
まずはキョウコちゃんと踊る「El Huracan」
リリさんと踊る曲とは別バージョンをIkeさんが選んでくれた
筋骨リュウリュウのキョウコちゃんに立ち向かう
そしてしっとりとしたカセレスの「Como dos Extraños」で
ワタシの肋骨の下まで脚があるめぐみさんにプルポを仕掛ける
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みなさんも見慣れぬ景色を見たようで喜んでいただきました
ありがとうございました
みなさんのおかげで空けたアナを塞ぐことができました
あとで撮っていただいた映像を見ると
ワタシの踊りの中に
かつて若いジェラルディンと踊っていたおじいちゃんのプピや
ぺピートアベジャネダ、テテ、フィルポらと同じ匂いが宿っていた
あの1995年前後のミロンゲーロの
かつてワタシが憧れ追いかけていたものが
ワタシの中で育っていたんだ
そんなことがわかって嬉しくて涙しました
ソリストケンジでしたがこの状況だから
新たな発見が できました
主催者Ikeさん 隅田川ダンサーズの皆様
チームリリケンのみんなミロンガにお出でいただきました皆様
ありがとうございました
良いお年をお迎えください
またミロンガでお会いいたしましょう
フレディ フリーマンの言葉
「人生にはいつもネガティブなことがあるが そこからポジティブを生み出す努力をするんだ みんなと一緒に 友人とチームメイトと作り上げたもの それは永遠の絆だ」