小倉の朝は 雨
去年強風で行けなかった 猫の島と呼ばれる藍島へ
しかし 雨が激しく 風が 激しくなり 今年も断念
昼は 近くの大きな本屋さんへ
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
われても末は 逢わむとぞ思う
千早ぶる 神代も聞かず 竜田川
からくれないに 水くぐるとは
百人一首からの 二首 ともに 落語の 話に あります
瀬をはやみは 「崇徳院」
ある大店の若旦那が 清水さんをお参りに行った時に
茶店で出会ったお嬢さんに 恋をし 恋煩いで 寝込んでしまう
心配した大旦那が 出入りの熊さんに頼んで その娘さんを探してもらう
手がかりは 別れ際に もらった 短冊
「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の」 と 書いてある
熊さんは 湯屋や 床屋人の集まるあらゆるところに行き
「瀬をはやみ、、、」と大声をあげ 探し回る
という話
「千早ぶる」は
金さんは 娘に百人一首のこの句の意味を聞かれ
自称物知りの ご隠居のところに 聞きに行く
決して 知らないと言わない ご隠居は
「千早ぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれないに 水くぐるとは」
を 竜田川という相撲取りが 花魁の千早太夫、神代太夫にふられ
ショックで相撲取りを止め 豆腐屋になり
そこに 乞食の女が オカラが欲しいとやってくる それが千早の成れの果てに姿、、、、、
という話に仕立ててしまう話
これを 宮崎から 小倉に向かう谷本号の中で
谷本さんから聞いたリリアナさん
その後 百人一首にのめり込み
この日も 2冊 百人一首の 本を買いこみました
喫茶店で コーヒーを飲み
夜 毎年恒例の 谷本家での 夕食会の ワイン食料を買い
ホテルで休憩
夕方 谷本家に向かいます
雨が 風が ひどくなっていきます
17:30谷本家 到着 愛想のいい 猫の大吉ジイさんに出迎えられます
人見知りのキキちゃんは サッと逃げ出し家の奥に身を潜めます
敏子さんの 手料理
サラダに トリとジャガイモの煮物 、 豚肉と大根の酢と出汁の炊き込み、 筑前煮 、 、、心にも身体にも優しい手料理の数々
ああ また 今年もここに来られました
末っ子の メイちゃんが 仕事から帰り合流
次男の モユくん も 帰ってきて合流
小さかった お子さんたちが 今は一緒に酒を飲む
それぞれの成長を見ながら 至福の時
しゃべってしゃべってしゃべり倒したのに 何の話したっけ?
ただ ただ 楽しかった 美味しかった
23:00までお邪魔し スパークリング2本白ワイン2本 赤ワイン1本
明日 大分ブリックブロック公演 がんばります