八ヶ岳タンゴ合宿

真夏の暑さから離れ、オリンピックの中継から離れ
恒例の 八ヶ岳タンゴ合宿に 来ています

もう 私たちは、4年目?5年目??
海外のタンゴフェスティバルも いろいろ行っていますが
これは 日本の有数の、イヤ 世界へ名だたる タンゴフェスティバルのひとつですよね
それがもう十数年続いているのですから すごいですよね

講師が ホルヘ・トーレス、ルシア&アレハンドロ、そして私たちはリリケンで
一日4クラスづつ 計12クラス それぞれ個性的なクラスです

わたしたちは カンジェンゲ と タンゴ・ヌエボ
カンジェンゲとは 「場末の」とか「社会の最下層の」という意味
すごいよね、踊りのスタイルが そんな名前だったんですからね
ですから、その時代の 踊りは 社会的に認知されず 一般の女性は踊ることが禁止されていたんです

それがタンゴの音楽が確立され、ヨーロッパで人気が出てきた1910年頃
ルドルフォ・バレンティノがアメリカ映画「黙示録の4騎士」で踊った1920年頃から
世界的に人気が出て、アルゼンチンでも認知されるようになりました
人気ダンサー エル・カチャファスが 数々の映画に出演し
始めてのダンススクールを開いたり、世界各国で教えたりして
カンジェンゲは 花開く時代になります

その後はアルゼンチンの経済成長にともない
花の1940年代にむかい サロンの時代に、個性的なミロンゲーロの時代に
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軍政の時代に たくさんの芸術家、音楽家、ダンサーが亡命し 衰退していきます

その全世界に亡命した芸術家たちの活動が また1980年代のタンゴ・アルヘンティーノを契機に
世界中で タンゴダンスが爆発します

そして若い人たちの タンゴ・ヌエボ

面白いですね さまざまな音楽、踊り方を楽しめるタンゴ

今回 もっとも古いカンジェンゲ と 新しいヌエボ を 踊ってみて
共通点が わかるんですよね
カンジェンゲは決して古臭くないし ヌエボにも息づいています

日本語でいうと、故きを温ねて 新しきを知る なんですなあ!!

昨日は雨がざあざあ降っていましたが、今日は高原の快晴

朝7時から リリアナさんのストレッチに たくさんの人が来てくれました
明日の朝は 気功の先生の シバちゃんが 来るので やってもらおうと思っています
皆さんに さまざまなものを 楽しんでいただけるといいですねえ

夕べも ミロンガで あっちのフロア こっちのフロア と たくさん踊りました

クラスからも たくさん来ているので楽しいですよ

さあ、冬ぽん作る 昼ご飯
朝御飯抜いたので たっぷり食べましょう!!

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