旅に出よう

旅に出よう
 
テント と シュラフの入った ザックをしょい
ポケットには 一箱の煙草と 笛を持ち
 
旅に出よう
 
旅立ちの日は 雨がいい
霧のように やわらかい 春の 雨の日が いい
 
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むかし 読んだ 高野悦子の 「二十歳の原点」に そんな一節が あった
 
学生運動も 終わりの くすぶりをみせる 京都の街で くらし
市電に乗り 立命館前の 「シアンクレール」 にも 行ってみた
 
旅に出よう   と
北陸本線 で 金沢へ 新潟へ 青森へ 函館へ 網走へ 知床へ ・・・・摩周湖へ
山陰本線 で 城之崎へ 鳥取砂丘へ 松江へ 浜田へ 出雲へ 日御碕へ
そして 下関の火の山ユースからの関門海峡の眺めがきれいで  歩いて渡り 門司港へ
小倉の町の井筒屋を おぼえているのは その時か??
そして 長崎 大浦天主堂 グラバー邸
 
ようぶらぶら しとったなあ あの頃は
 
自転車で 日本一周をしている人 リヤカー引いて旅している人 
ユースホステルに泊まると いろんな人がおったなあ
お酒おごってもらったり ヒッチハイクで乗せてもらったり
駅でも 新聞紙ひいて寝ていた
 
あの頃の ワタシは いつもふらふらと どっかに行っていた
 
ワタシは 旅が好きなんです
 

ワケのわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうだろ
  悩み通した年月を 拾い集めて あたためあおう   
襟裳の 春 は 何もない 春です 
 
 
そんな唄を 口ずさみながら 旅をしていました
 
そして ワケのわからないことで悩みながら 老いぼれてしまいました
 
だから 原点に もどり  ワタシは 旅に出ます
 
あした わたしは 旅に出ます
 
水戸、ひたちなか、いわき、新潟、秋田、弘前、青森  と
ミユキタンゴ と 一緒に
 
 
あなたも 一緒に旅に出ましょう
老いぼれる前に
 
ミユキタンゴと一緒に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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