初日から明け方帰りですか

本当にipad2とスカイプは 便利ですなあ
国のおふくろさんに電話をしても13円
今までは ブエノスアイレス市内の友人たちに打ち合わせの電話をかけるのに
1階のラウンジの共有電話まで行かなければならなかったのですが
そして「アブラマス」という電話のカードを使って
また これが細かい字で16桁のパスワードをいれなければならないので
老眼のワタシにとって 不器用なワタシにとって 大変な難行苦行でした
 
それが スカイプで部屋からかけられるのですよ
スカイプ同士だったら テレビ電話で無料 すばらしいですよ
ここから1キロばかりのところに宿を取った ヨーキチさんからも
ひんぱんにスカイプで連絡が 入ってきます
 
さてさてブエノスアイレスは 初夏のさわやかな季節をむかえています
朝方から28度なのですが 風が心地よく冷たい
直射日光は強いのですが 日蔭に入るとひんやり  ほんとうに気持ちのいい季節です
 
到着後 中庭で お茶パーティで近況報告 情報交換
いまは 去年も一緒だったフランス人カップル、オランダ人女性たちがいます
 
そのあとでフロリダ通り近くの 両替屋さんで ドルからペソに
ここはもう数年前からのつきあいで トラブルもなく信用しています
空港での両替は 2割ぐらい高いです もうこれは暴利ですよ
 
大金をポケットに入れ 不安な思いをしながらも 市内を散歩
長旅のあとは 散歩に限ります
 
おなかを空かせて  いつものネグラばあちゃんの食堂へ
ネグラばあちゃんが 驚嘆の表情と うるんだ瞳で 迎えてくれます
初日から ワタシもリリさんも ステーキ ビュフェデチョリソ
たっぷりな牛肉と ポテトのプーレそして生野菜 定番のワインのソーダ割り
季節から肌で 牛肉から胃袋で あーーブエノスアイレスに戻ってきたんだなあと感じます
午後のまったりした時間 牛肉を食べ ワインをかたむけ しあわせしあわせ
 
しかし 物価が上がっていますなあ
以前は ビュッフェデチョリソ20から30ペソだったと記憶しています
それがいまは55ペソ
タクシーも初乗りが6ペソ80
ちょっと走ると20ペソ30ペソ行ってしまいます
30ペソ走るとナルと 昔は40分くらい乗ったような気がしていました
ミロンガの入場料も以前は5ペソ、10ペソだったのですが いまは30ペソ
 
ワタシは 1ドル=1ペソ それも1ドル=170円くらいの時を知っているのですが
それに匹敵するくらいの物価高です
円高で有利な日本人でも 高く感じますから
地元の人や経済の厳しいユーロ圏の人たちは大変ですよね
 
一眠り後 今夜はリオバンバのポルテーニョYバイラリンに
意外と人が多いと思ったら 今夜のデモは 人気のフェルナンド・サンチェス&アリアドナ・ナベイラ
言わずと知れた が 言わなきゃわからん グスタボ・ナベイラのお嬢ちゃん 
4曲も踊ってくれました こんなこともあろうかとビデオ持参してました
 
ポルテーニョには 2年もここで過ごしているジミーさんも来てくれました
ワタシがジミーさんをすごいと思うのは この街で2年過ごしきったこと
気の多いワタシには ただ踊るということで この街で2年過ごすという根性はありません
画家の人がパリで数年暮らしたり、ブエノスで踊って暮らしたり
自分の好きなものと 正面から向き合うということが ワタシにはできません
つねに物事を斜めから いつでも逃げ出せるように半身にかまえているのが ワタシのスタイルなのでしょう
 
ジミーさんのこの経験は 長い時間をかけ咀嚼され 細胞単位にまで行き渡り
彼の踊りを造っていくことと思います   すぐに結果が出る安易なものではなく・・・
楽しみにしています  彼のタンゴへの取り組み方 モノを見る目がよりストレートになっていますから
 
ブエノスアイレスに着いた初日から ポルテーニョに最後までいてしまいました
 
このポルテーニョYバイラリン 今年で11年目
今度の日曜日 11年記念ミロンガ で わたしたち 踊ります
出演 エルネス・バルマセダ&ステラ(ペロさんの大好きな師匠です)、ゴンザリート(先日東京インターナショナルタンゴフェスティバルで日本を訪れたロクサーナの弟クンです) そしてケンリリ
 
わたしたち今回 トリオ・ロス・ファンダンゴスと一緒に公演をやることになっていましたので、安心しきって
デモをやるCD持って来なかったのね   こんな早くやる話が来るとは思ってなかったんですよ—
今日からCD屋さんで何か探しましょ それかファンダンゴスが早めに来てくれると 助かるのですが・・・・・
アカンやろなあ
 
とりあえず 11月27日(日)ポルテーニョYバイラリン 踊ります
お時間ある方 いらしてください  まだ間に合います 土曜日までに乗れば間に合うのかな??
お待ちしています
 
で・・・明け方帰って ヨーキチさん ドアの鍵が開かずに 1時間ばかり通りで悪戦苦闘していたそうです
ヨーロッパやこちらのドアの鍵は 日本の鍵と違って とても癖があり
すんなりと開けられません ヨーキチさんのところ治安の悪いところなので 恐かったでしょう!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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