寄り道 その3 宇佐神宮

タンゴの節句2015が 終わりました
昨夜は 血圧も計らず
そのまま 02:00に帰ってきて寝入ってしまったのに
朝6:18には目が覚めてしまった

荷造りをし シャワーを浴び 朝食をとり
9:20 ホテルを後に 博多駅へ

今回は タンゴの節句が 始まる前と後に
小さな 寄り道の 旅を 考えて おりました
昨年は 3泊4日で 屋久島を楽しみましたが
今年は 小さな 寄り道の 旅

京都の平等院 三十三間堂、東寺 、広島の宮島と
来る前に 寄り道をして
帰りは
まずは 小倉から 9:55の各駅停車で 中津へ
そこで乗り換えて 11:45宇佐へ 着きます
そう、全国の 八幡宮の総本社である 宇佐神宮
あの弓削道鏡が 天皇になろうとしたのを
和気清麻呂が 宇佐神宮へ 御宣託にいき
その野望を砕いたといわれる 宇佐神宮です

どんなところか 行ってみたかったのです

駅前の 喫茶店「蓮華」で 自転車を貸してくれます
一日借りて 300円
まあ 12:00から16:00頃までですから 一日もかりませんが
借りたのが ママチャリの 電動自転車
今まで ミニベロばかり乗っていますので
ママチャリは 始めて、、、まして電動自転車は初体験
電動自転車は楽ですが 乗る形が 楽ではない

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なれない自転車に乗り しかし貸し自転車は便利です
バスの便の 悪いところでも スイスイいけます
宇佐駅から 宇佐神宮 までは 4.3km
自転車で ちょうどいい距離です

宇佐神宮に 着きますと
ゴールデンウイークも 最終日
それほど多くの 人出でも ありません
来る時の 電車もそうですが
小倉、博多行きの 特急電車は 荷物を 持った人でごった返していましたが
各駅停車は ユッタリ まったり

 

宇佐神宮は 伊勢神宮に次ぐ 格式の高い神社でimage
その規模も 伊勢神宮を上回る大きさと言われています
自転車を 宇佐神宮観光協会に預け
表参道を通っていると
昭和40年代まで 宇佐で活躍した 蒸気機関車 クラウス号があります
今唯一残っている歴史的遺産だそうです
子供たちが 次々 親に 写真を撮らされています
見ていると 面白いんですよ
親は 子供の写真を撮るのに
「もっと 登って 機関車の前で 、はい、笑って、、」
と言っていて
撮り終わると 背を向けて
「グズグズしないで 早く降りて来なさい」 と怒っています
親は 勝手なんですね と思わず 小声でツッこんでいました

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真っ赤な 神橋を渡り 男男神社、護皇神社、大尾神社、などを通り
初沢の池、、深い木々に囲まれた 宇佐鳥居を抜け
西大門を くぐると 上宮 本殿へ
今年は本殿補修工事が終わったとのことで
ちょうど今日まで 本殿の特別拝観が許されていました
本殿前で お祓いを受け 内部に入りますと
真新しい色鮮やかな 本殿と
宇佐神宮から始まったといわれる神輿を 見ることができます
宇佐神宮の 参拝は 2拝4拍1拝とされていますが 根拠はないとのこと
新しい桧皮葺の屋根 かたや 苔むした桧皮葺の屋根
日本の文化 技術の素晴らしさを感じながら 佇んでいました

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そこから本殿の 表から 参拝
絵画館では 宇佐神宮の歴史、弓削道鏡事件の和気清麻呂の物語が
壁絵となって 飾られています

上宮を あとに 若宮神社 亀山神社を通り下宮 にも参拝
そのむかし 一般の人は 上宮には参拝できず 下宮に参拝していたそうです
下宮の本殿も 上宮同様一の御殿、二の御殿、三の御殿と 3回お詣りしました

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大きな御神木のある八坂神社の脇を抜け 表参道に戻り
そこの ネギ焼き屋さんで 昼食を

宇佐神宮の後 すぐ近くにある 大楽寺へ
見た目は 小さな さびれたお寺なのですが
ここで 御朱印と 仏像の拝観を願いでました

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小さいですが しっかりとしたお堂のカギを住職に開けていただき
中に入ると 12畳くらいの部屋の中
その1/3くらいの広さの壇の上に
ご本尊の弥勒菩薩檜寄木作りの結跏趺坐像を中心
それを囲むように持国天 多聞天 広目天 増長天の四天王像
その前に両脇侍像2体が 並んでいて とても優麗な空間です

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ネットより写真をお借りしました

住職が 香を焚き 読経し この寺の由来や 仏像のことに関して
詳しく話してくれます
年に一度か二度 ワタシタチのような 拝観者が来るそうです
いいものを 見せていただきました

宇佐駅に戻り 自転車を返し
16:10の電車で 宇佐ー中津で乗り換え 西小倉に 17:50到着
ケイトミュージックで コーチン&ケイトさんと待ち合わせ
南小倉にある 大江戸ずしへ
谷本さんも 合流し 昨日のお疲れ様会

わっっという昨日までの熱気が去り
みんな 身体の中から 何かが ぬけたようです

ご一緒に 夕餉を楽しんだ後
小倉駅まで 送ってもらい
10:35発の 関西行き夜行バスで 大阪に向かいます
連休最終日 夜行バスで 京阪神に帰る若者で
この日の 夜行バスも 満席です

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