木を彫って

昨日は  タンゴ・オリジェーロ

お越しいただきましたみなさま  ありがとうございました
ますます コアなミロンガになっていきます
そして 今朝は  早くから
中央線の沿線にある駅の  彫刻教室に行きました
朝の9時半から  3時間   木を削ることに   没頭します
まだ初心者なので  小刀四分で   木の削り方
小刀の使い方  を    勉強します
初心者は   地紋彫り  から
立ちこみを入れ  浅いところ   深いところ削りわけ
薄皮を剥ぐように   面を作り    模様を彫っていきます

                      みごとな   素人の出来栄えです

                      まっすぐに刃が走らない、力が入りすぎて木がわれてしまう
                      思うようにいかんですねえ
6月の中頃   大学時代の友人  N沢さんと  数十年ぶりに 中目黒で 会いました
早めに中目黒に着いたので   GTプラザを覗いていると
仏像彫刻展を  やっていました
「すごいもんだなあ」と  感心しました
同志社大学京都研究会時代  ワタシは   庭園班  でした
南禅寺や円通寺の庭が好きで、一日中庭を眺めていたこともありました
今でも  ツアーで各地に行って庭園があると  必ず見に行きます
仏像班もあったのですが   当時は 興味がなかったのですね
今年になって   国立博物館の「円空展」に行ったり
みうらじゅんさんの「見仏記」を読んだり、友人から仏像の写真集をいただいたり
・・・・・・そしてN沢さんと待ち合わせた時の   仏像彫刻展ですよ
何か縁があったのでしょう
「うーーー木を削りたい!!」との欲求から          彫刻教室を探しました
カルチャースクールではなく  仏師の方の御宅でやっている教室
10数人の方々が集まり   各々自分の技量にあったものを彫っていきます
どのクラスも満員で   やっと空きがあり   入ることができました
今までは   初心者のワタシは平面に 地紋を描くことを   やってきました
さあ   今日から  立方体の木から3次元のものを掘り出します
それぞれの面に絵を書き    そこからいらない部分を削りとり形にしていきます
右から見た図、左から見た図、上から見た図、下から見た図
これらを正確に計り   削り   大雑把な形にしたところから
細かく削りながら   丸みを出していきます
あああ  集中するううう
そう   この集中力が   欲しかったんですよ
無駄のない動きで踊るためには  集中力なんですよ
その面白さがわかってきてから  楽しくてね
立つ集中力、動く集中力、相手の足を取る集中力
リラックスした身体が   集中力に操られるように踊っていく
それで   木彫りを始めたんですよ
 しっかりした計算と技術を必要とする仏像彫刻
ワタシの中で一致するんですよね、踊る時の神経と   木を彫る神経と
「ラ・ビルータ」なんですね

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