暖かな陽射しの 穏やかな日曜日
朝のルーティンを終え 掃除をし
リリアナさんと 待ち合わせて
ワタシの通う仏像彫刻教室の 展覧会に
せっかくのいい日
最近は 山登りにも行っていないので
家から 新高円寺の 展覧会会場まで 歩いて行くことに
都内にも 先日の寒さからか 色づく街 に 変わりつつあります
そこかしこで 久しぶりに カメラを向け
街歩きを 楽しみました
新高円寺まで 8km 、1時間50分 13:30ちょうど 到着
丸ノ内線 新高円寺 出口から 1分の スタジオSK
たくさんの方々が 訪れてくれます
地紋、仏足、握り手、開き手、仏頭、救世観音 と彫り3年
今回の 展覧会では 聖観音を 出品
たくさんの みなさんの 作品が 並んでいます
ワタシが 出品した 聖観音の台では たくさんの聖観音が 並んでいます
同じ聖観音を 先生の言うとおり 彫っていても
こうも 違うのか というくらい みんな 様々
写真だと わかりませんが 実際それを目の前において
たくさんの聖観音を 眺めていると その違いが
彫った人の 心が 感じられるようで 面白い
こうやって 展覧会ということで みんなの作品が集められてみると
一種独特の 落ち着いた 空気の流れが 感じられます
毎週毎週 3時間 クラスで ひたすら 彫り続けた人たちの
心が 感じられます
一人で 行って 一人で彫って そこで 完結したのでは
こういう 空気は 生まれてこないのでしょう
他の人の作品を 見る その中にある 自分の作品
とても 面白い 感覚です
聖観音までは 一つの 初歩の過程
地蔵菩薩からは 本体の形の複雑さ
衣のヒダの複雑さ、台座、光背、など
やっと 仏像彫刻の複雑さ 面白さに 触れられます
別室の 10年20年の先輩方の 作品 、特別会員、先生の作品
これらを 見ていると やがて 自分も こういうものが彫れるんだという
希望と 喜びが 湧いてきます
ああ、展覧会というものは 現在の自分を 教え
そして これから 進む自分を 暗示させてくれる ものだということが
わかりました
立ち話でしたが 先生と そんなことを 話し
「みんな 上達しているんです が 一生懸命やっていると
それが わからなくなるんです
上達していると いうことを どうやって 教えてあげるか
それが 難しいですね
悪い所 出来ない事を 指摘するのではなく
上達している事を 知らせてあげる、、、」
先生も ワタシが ダンスを 教えているということは知っているので
伝えること、教えることの 難しさ は 共有できます
彫刻展の パンフレットにも先生の言葉がありましたが
「自分が彫れるという事と、人に教えるということは別のことです。
どうしたら 現在『見えていない人』に 伝えることができるのか?
彫刻は 引き算の作業、どう見るのか?どう考えるのか?
どう取るのか?彫るということはどういうことなのか?
基本ができていなければ 必ず行き詰ってしまう
限りなく成長したいと 思うなら プロもアマもない、
そこで格闘するより ほかはありません、、、、、
どこをどう攻めるか 自分で考え、自ら彫る筋道を自分で考える
熟練すればするほどその度合いは 上がっていきます
、、、、、、、、、、、、、、、、、、 」
本当に タンゴのダンスでも 何事でも 同様のことですよね
キチンとやるべきことを 必要な分だけやる
そのためには どうすべきかを 考え
身につけるには どうすべきかを考える
これは ワタシが 仏像彫刻を 面白いと 感じた ことです
ますます 仏像彫刻も ダンスも 面白く なってきます
ちょうどミホコさんも 来てくれて
仏像彫刻愛好家の 人たちの 空気を
すごい すごい 面白い と
仏像もさながら 作り出す 人たちのも感心していました
ご来場 いただきました みなさま
お忙しい中 ありがとうございました
青梅街道から 高円寺駅への ルック通り
ここは オシャレな衣料品店、小物雑貨の店が並び 楽しい通りです
リリアナさんと ウィンドーショッピングを 楽しみながら
高円寺駅近くの いつもの高級イタリアンレストランで
ワインを 飲み 別れました
ワタシは 歩きついでに 高円寺純情商店街を通り
西武新宿線 鷺宮から 電車に乗り 帰宅
久しぶりの 街歩き楽しみました
歩数 18720