浅草東洋館

昨日の浅草は 夜の隅田川の花火大会を待ちわびているのか
昼間から ことのほかの賑わいでした
 
尾張屋か大黒屋で天丼を食べ 浅草寺をお参りし
寄席に寄り 夜の花火を楽しむつもりなのでしょうか?
寄席浅草東洋館も そのようなお客様を迎え
いつもよりたくさんの入り 昼の12時過ぎから8割の入りなのです
 
楽屋では若手の漫才師さんたちが 鏡に向かいネタ合わせをしていたり
ベテランの芸人さんたちは 近況を語り合ったりしています
 
前座さんは二人 師匠を楽屋に案内したり CDをセットしたり
出番の芸人さんの舞台準備をしたり 忙しくたち働いています
 
一時間前に楽屋入りしたとしても
4人の芸人さんが15分ずつやるとすぐ出番になってしまいます
私たちの場合は 化粧をし衣装を付けカラダをほぐし 出番を待っています
 
法律漫談で一斉風靡したミスター梅助さん 
最近は英字新聞片手に 英会話ネタで 舞台袖でワタシたちや牧田さん相手にウォーミングアップしています
キーボード漫談の牧田博さん
キーボードなどまったく弾かず お客さんを怒鳴りまくっています
怒鳴ってボヤいて お客さんとの絶妙なヤリトリ 見事なものです
挙句の果ては お客さんから缶ビールを差し入れられ 舞台で飲んでいます
お客さんも牧田さんのペースに大喜びです
 
ワタシたちの出番は この牧田さんのすぐあと
牧田さんが散らかしまくった 舞台客席の空気が残っています
 
そのなかで かかるタンゴの調べ  「ラ・クンパルシータ」
さっきまで気楽に笑っていたお客さんが??????
一瞬の?????があったあと
むかしタンゴを聴いた方たちは 懐かしそうにリズムに合わせて頭を動かしています
若い女性たちは 「すごい!」というような視線を送ってくれます
酔っ払ったおじさんたちは リリアナさんの可憐さに目を奪われています
Nさんの撮影です ありがとうございました 金屏風前での貴重な写真です
 
 
そう寄席の舞台では めったに見られない風景ですからね
 
「ラ・クンパルシータ」2分48秒
「40年代のミロンガ」2分40秒
「リベルタンゴ」    3分12秒
コレだけで 8分40秒 ワタシタチの持ち時間は15分
 
まあ 踊りを増やしてもお客さんは飽きてしまうでしょうし
ゆっくりした曲よりも ドンドン畳み込むような曲を選びました
 
残りの時間は お話をしましたが なんせダンサーの話ですから
話のプロの中で 話をするなんて おこがましいですよ
「アルゼンチンはどこにあるでしょう?」からはじまり
「アルゼンチンに行くのにはどのくらいかかるでしょう??」
とかをお客さんに尋ねながら 話していきました
 
衣装替え や 話の進め方など 考えることたくさんありますが
寄席の舞台で 激しく踊って ゼイゼイ言いながら話をして楽しい時間をすごしました
 
客席にはリマさんペロさん、ミュージシャンのNさんご夫妻、Mさんご夫妻がいらしてました
 
いつもはステージでは1曲 もしくは2曲踊って引っ込みますが
3曲踊り続け 15分舞台に出ていると シャツから汗が滴るほど汗をかいていました
リリアナさんも舞台上で 一曲踊るたびに シットリ ビッショリしていきました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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