台湾修学旅行第2日目

台湾修学旅行2日目
朝8:30  ホテルのロビーに集合して 
マイクロバスで出発
9:00前に 忠烈祠に行き   
9:00からの衛兵の交代式を  見学
この時間から始まるので  あちこちから 観光バスが来て
人でごった返しています
忠烈祠は  戦争で亡くなった英霊を祀る祠で
真っ白い大門  赤い柱とダイダイ色の屋根の大殿
緑の屋根と赤の柱の2つの鐘楼と中央広場でなっていて
中国宮殿形式の建物が  とても綺麗です
大門の前と  大殿の前に  衛兵がいて  毎時間交代の儀式が行われます
衛兵は 微動だにせず  直立し 汗を拭いても まばたきをしてもいけないそうです
足音高く  5人の衛兵が 現れ  足を高く上げ 独特のステップで隊列を崩さず
中央広場を横切り  大殿に 向かうと
それに合わせて  人並みも 移動します

ワタシは大殿に行かず  大門の最前列で  隊列が戻ってくるのを待ちました
昨日が 27度  今日が30度  熱い台湾の陽射しが キツイです
となりの大阪のおばちゃん連中が  
直射日光が当たっている衛兵に「あついのに かわいそうやなあ」とか
大殿に行った隊列に「はよ 戻ってきてくれはらんかいなあ」とか
大門の衛兵が 交代のために 動き出すと
「あーーー動きだしよったああ 辛かったやろなあ」
と口ぐちに  解説してくれるのが  面白く  その場を 離れられませんでした
20分近くかけて  隊列が  戻ってきて
一糸乱れぬ 所作で銃を上げ下げ 掲げ  見事な 衛兵交代の儀式が見られました

そこから 故宮博物院に向かいました
すごい数の  見学者です
今日のツアーガイドの劉さん  の 声だけが入るイヤホンと 
レシーバーがそれぞれに 渡され 迷子にならないように 人波の中に入っていきます
中国各時代の皇帝が集めた品 696000点が展示されている故宮博物院
全部見るわけにも いかないので  有名なものをチョイスして 動き回ります
まずは  紀元前2000年の象形文字が描かれた 毛公てい
漢字の成り立ちが よくわかります

そこから人気の清の時代の「翠玉白菜」 と「豚の角煮」
色の混じった使いもににならなかった原石を上手くいかして、
まるで本物の白菜のと豚の角煮!
お姫様のお嫁入り道具だったようです。
こまい細工が見事でした。
各時代の陶磁器 白磁 青磁  模様の入った陶磁 ・・・
さすが 中国 4000年の歴史   素晴らしい美術品の数々
ガイドの劉さんの 案内で  あちこちに移動します
「中国人が多いですから、中国人横入り するから 
     遠慮しちゃ  ダメですよ」
故宮博物院を出て
お土産屋さんに行こうとしましたが  混んでいるために
昼食の 小籠包屋さん「鼎泰豊」に行きました
ここは世界に小籠包を知らしめた 
一日に2,3000人が訪れる老舗の人気店です
案の定  店の前には 数十人は並んでいました

あまりの多さに 予約はきかず  
一般の待ち時間は120分になっていましたが
ガイドの劉さんが 受付に何度も顔を出し
試食品の パイナップルケーキのケースを持ってきてみんなに食べさせ
そんなこんなで時間を潰し  劉さんのおかげで30分くらいで入店できました
小籠包5つ、エビ、肉、サカナ餃子、ニラ餃子、
フカヒレ細切り豆腐のスープ、チャーハン、青菜炒、
最後に  デザートのあんこ小籠包というコース
たっぷりの汁を含んだ熱々の小籠包   美味しいです
昨夜もそうでしたが   本場の 料理は 美味しいですね

昼食後  お土産屋さんで 中国茶の講習
いつも神戸元町に行った時に  中国茶館に行って
何時間も中国茶を楽しむので  期待をしておりましたが
ちょっとした試飲で 終わってしまいました

そこから  足裏マッサージのお店に
我々 13人が一部屋で 一斉に  足裏マッサージを受けるのですから
壮観な   眺めです
気持ちいいです   

そのあと 国立台湾民主紀念館  中正紀念堂に
高さ 70mの巨大な建物で  
蒋介石を記念して建てられた  メモリアルホールです

には 巨大な 蒋介石の  像が  あります

つづいて  免税店に 行こうとするのでしたが
パスポートを必要とする 免税店に 誰もパスポートを持っていない
あわてて  バスはホテルに戻り みんなパスポートを持ってきます
ガイドの劉さんも  長いガイド生活でこんなことははじめてですよと
免税店で  それぞれ  お土産を買ったりしました
素敵なバーバリーのダウンジャケットを 買ったのは誰でしょう
足裏マッサージが 気持ちよかったのか
何人かが  全身マッサージを希望します
食事後  ミロンガで踊って  夜23:00すぎに  ミロンガに迎えに来てくれて
90分の マッサージの後  ホテルまで車で送り届けてくれます
劉さんが  マッサージを手配してくれ
私たちが 夜 ミロンガに踊りに行くというと
とても興味を示してくれました
若い頃ダンサーを目指して  勉強したこともあるというと劉さん
目がランラン   ミロンガの場所を教えて20:30に来ることを約束
長い長い  盛りだくさんの観光の一日
本当に  パック旅行って  楽しいです
一時間ホテルで休息後、、、ワタシは  写経の時間ですが、、、、
17:45 ロビーに集合し 昨日同様  地下鉄を乗り継いで
忠孝新生にある レストラン「青葉新楽館   」に
ここは日本統治下時代  日本酒の製造工場だったという 
古い趣きのある建物   いくつかのレストランや ギャラリーが入っています

生の魚介類 サラダ 温野菜 揚げ物  中華  デザートの ビュッフェ
他に飲茶  スープ  ラーメン お好み焼きみたいなものは 
その場で作ってくれます
ビール  ノンアルコール飲料は  飲み放題
美味しく 新鮮な料理で  またしても  腹いっぱい

 
腹ごなしに  ミロンガのある 忠孝復興まで 一駅を  歩きます
昼が30度  夜も  蒸し暑さが襲います
近道をしようと  繁華街をはなれ   薄暗いなんとも怪しい裏通りを歩きます
しかし 飾り付けたような繁華街と違い
人々の生活が感じられる裏通り 台湾の人の良さがそこここに感じます
学会で  6回台湾を訪れているヒロさんと  ドクターユリコが
地図で  現在地 と ミロンガの場所を探して   進みます

歩くのが 不得意の  イクコが 倒れる寸前に  ミロンガを発見
迷子になることもなく  全員到着
グスタボとカタリナが主催する 
ミロンガ「EL CORAZON」台北市復興南路一段92-9
ワタシたちが到着すると 
ワタシたち13人分の予約席に 案内してくれた
彼らとは  初対面でありましたが
グスタボが  タンゴを始めた2000年頃
ロンドンタンゴフェスティバルの ビデオ映像と
そして 数年前ブエノスアイレスに行った際
 スンデルランドのワタシたちのデモを見たとのことで
ワタシたちのことを  知っていてくれ
この日も招待としてくれ  ワインをボトルで 持ってきてくれました

昨日の  ダニエル&アンナや そこで会った人たち
そしてたくさんの人がきて  ミロンガは  大にぎわいになりました
ワタシたちの女性陣 は
台湾の男性たちから 盛んに誘われ 踊りまくり
男性陣も  たくさん台湾の女性たちと踊っていました
ワタシも  カタリナや アンナをはじめ  よく踊りました
台湾の女性たちも すごく上手で  心地よく踊りました
22:00すぎに ヒロシ&キョウコ が あらわれ
久しぶりの 再会を  喜び会いました
日本で あまり会う機会がないのに  異国のミロンガで会うのは
タンゴビトの 面白いところです
彼らは 昨日のディレク・リーの結婚式に出席のため
台湾に来て 朝4:00の飛行機で帰るというとことでした
同じく その結婚式に出席した ヒロ イワシミズさん
この方は 世界中のミロンガに 出没し 
世界中のミロンガを 知り尽くしている方です
踊ろうとした時に  我が女子たちが帰る時間になり踊れなかったので
後日 オリジェーロに踊りに来てくれるそうです

昼間の観光ガイドの劉さんも 早くから来てくれて
わーすごい すごいといいながら  目を輝かしていました
そのうちに  ヒロさん はじめ  男性たちが 誘い出し
とうとう最後には 踊れるようになってしまいました
劉さんは 来る前に インターネットでいろいろ調べて
ワタシたち日本人13人が 踊りに来ると
ネットに書いてありましたと教えてくれました

グスタボに 今日の招待のお礼と 台湾のタンゲーロへのご挨拶に
デモを やらせてくれないか と 話したところ
それなら  考えてアレンジするからと 喜んでくれました
ショータイム
グスタボが 挨拶して 通訳の阿部さくらさんを介して
ワタシたちのことを紹介してくれ
まずは  ヒロシ&キョウコ、グスタボ&カタリナの2組でPATA ANCHAで踊り
そして ワタシたちが  FERICIA と OBLIVIONで踊りました

前の2組が  すごい勢いで  踊って  場を賑わせてくれましたので
その勢いを 消さぬように  ガンガンに飛ばしてFERICIAを
もう心臓が 飛び出るかと思うくらい  の 勢いでした
OBLIVIONは ゆったり  プルポあり 空中浮遊満載のステップで
日本もそうですが  台湾でも
ここ10年近く  競技会主流の踊りで 育った 若い世代が多く
個性的な テクニックには あまり  触れていないようなので
こんなステップ  いかがですかと  お届けしました
台湾のミロンガでも  FERICIAは  大喜び
ノリが良く   いいところで 拍手が来ますので
飛ばしすぎて  心臓バクバク  ガタガタ
OBLIVIONは 静かな曲に 乗せて 空中浮遊
あまり見かけないステップに  息を飲んでいるのを感じます
そこからプルポ バリバリに踊りますと
食い入るように 乗りだし  たくさんのエッソーと拍手をいただきました
今回 久々 海外で踊ってみて
プルポが亡き後 そして 空中浮遊のアントニオ&スシーが踊らなくなった今
これらの フィガーを もっともっと  伝えて行きたいと思いました
本当に素晴らしいミロンガでした
終わった後も 
もう マッサージの車が 待っているのに
ユウジさんは  台湾の女の子とのダンスに夢中で  
ヨウちゃんに  叱られていました
マッサージ組が  行き
他のみんなもタクシーで ホテルに戻り
ワタシたちも  親切にしていただいた台湾のみんなにご挨拶をして
12:30ホテルに戻りました
さあ 台湾の最後の夜に 満足していると
一緒に帰ってきた中川さんが「夜市に行って 一杯やりましょうよ」

この時間に 夜市に行くと  もう店じまいをしているとところもたくさんあります
屋台でなく  店舗の 海鮮のお店で
海鮮オムレツ、エビチャーハン、ハマグリスープ、、、、
もちろん ワインは  コンビニで買って来なさいと言われ
中川さんが  紙コップと ワインを 買ってきて
台湾 最後の夜を 最後の最後まで  楽しみます
あとで聞いた話ですが
台湾では 食事の時に アルコールを飲む習慣がないので
夜市では アルコールは 置いてないのだそうです
飲む時は 食事がすんだあと 徹底的に飲むそうです
2:00近くに ホテルに戻ると ドアにメモが挟んであり
隣の部屋で  打ち上げを していると 書いてあります
のぞいてみると  まだまだ 打ち上げの  真っ最中
そこに 混じり  また  楽しかった 楽しかったあああ と飲みます

3:00 学級委員長の  ヒロさんから
明日の朝は 朝市に行くので  今晩の打ち上げは 解散命令
楽しかった ぎっしり満載の  台湾の2日目 が 終わりました
今回のツアー 2泊3日で 短い時間でしたが
中味  満載の  素晴らしい旅行でした
クラスのみんなと  こんな楽しい時間を持つことができ
また 台湾のタンゴビトたちとも 交流が持て
とても 最高でした
台湾の人たちは 親日家であり 勤勉で 優しく
心地のいい  街の空気でした
街の空気 は  成金的なものではなく
街の人々が 長い歴史の中で培ってきた 優しいものでした
新たな ものを  感じることができた旅
  
ヒロさん、アヤちゃん、ユウジさん、ヨウちゃん、ドクターユリコ、ミホちゃん、
小ユリちゃん、ホセ、中川さん、イクコちゃん、ユウコさん、そして リリさん
みんなの個性が 紡ぎ出した  素晴らしい旅行
ありがとうございました

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