ツアーから帰った2日後
六本木で 従兄弟の 息子の 結婚式がありました
最近 結婚式に出ることなど なくなってしまったので
幸せになる二人を 祝福する人たちの中にいて
いい気分の おっそわけを いただきました
久しぶりに会う新郎は 精悍な若武者になり
兄のために結婚式の写真を撮る妹は 可愛い女性になり
従兄弟は いい家庭を作ってきたんだなあと
あらためて 感じ入りました
歳月は 人を作る です
その翌日 秋の快晴の中桐生に向かい 入院中の母に会いにいきました
9月10月の初旬 ずっと雨だったので
秋のの気配の 空が 心地いい
くっきり赤城山と 渡良瀬川
母は 入院をイヤがっていましたが
食事は出るし 若い療法士さんから マッサージは受けられるし
さすがに 観念したようです
骨粗鬆症で 88歳の同年齢の人よりも40%近くも骨密度がわるいそうで
最初は 寝たきりかな?と思いましたが
入院当日 車椅子、翌日は 膝サポーターも外され 歩行器で移動できるようになりました
「もう この歳だから 仕方ないよ,88歳になってごらんよ」
と 言っていましたが
前のベッドの人が 91歳、ななめ前が96歳
そのお二人から 「何言ってんの、まだお若いのに、、、」と言われ
歳だからとも言えず、、、小さな声で
「負けないように がんばらなくちゃね、、、」と言っていました
桐生に住む 従兄弟夫妻や 母の友達が面倒をみてくれるので
不肖の息子は 助かります ありがとうございます
子供のころ よく食べに行ったり 出前をとっていた食堂がありました
実家に帰った折は いつも母が何かを作っていたので
外に食べに出ることは ほとんど ありませんでした
今回 家には ほとんど食べ物がなかったので いいチャンス
そうだ あの食堂 、小林食堂に 行ってみました
ソースカツ丼、カレー、オムライス、冷やし中華
ラーメン、ワンタン麺、、、、、、、
子供のころ、中学生の頃 、高校生の頃、
育ち盛りをお世話になった小林食堂
44年ぶりに 食べる ソースカツ丼
美味い、子供のころ馴染んだ味
桐生には ソースカツ丼で有名な志多美屋という有名な店があるのですが
そこも 美味しいです が ワタシは 小林食堂のが 好き
母の入院が ワタシに 子供の頃を 桐生を 思い出させてくれます
夜は 実家に泊まっても 一人なので
小中学校時代の 友達の トオルくんと キクオくんと
居酒屋に行きました
小中学校時代の友人たちとは 全く音信不通でしたが
今年の6月に ミユキタンゴツアーで その糸口ができ
こうやって 旧交を温められるのは 幸せです
トオルくんは 颯爽と ベンツで ワタシを 迎えに来てくれました
ひぇえええええ こんなにいい車に乗っているんだ??
居酒屋に行くと 小学校以来の スーパー北川の シゲちゃんが、、
そして中学卒業以来の ムラオカが、、、
ワタシにとっては タイムマシンで 戻ってきたような不思議な世界
で、あいつはどうしてるの?あの娘は どうしてるの?
と みんなの 安否を訪ねても トオルくんは すらすらと
市役所の 戸籍係のように みんなのことを 知っています
それを聞くと 心は 小学生に戻り
あああ あいつに会ってみたい こいつに会ってみたい
帰りも あれだけお酒を 飲んだのに
トオルくんは みんなを送っていきます
「オレ 入ってきたときに 内緒で 店員さんに
オレのだけ 生ビール ノンアルコールにしてって 言ってあったんだ
だから 運転 大丈夫」
ひえ、、、トオルくん 大きな人間になったなあ
面倒見はいいし 人脈は多いし 気配りは完璧だし
中学時代 勉強得意じゃなかったのに なんでも知っている、、、
子供5人も育て上げ、事業の盛衰も味わい
そして 今 いい顔をしている トオルくん
中小企業の社長ながら 独自の技術を培い
経営者として 得意先や 従業員に気をくばるキクオくん
数十年ぶりに 飲み 話をし 楽しかった
みんな みんな 大きく いい人に なっている
母が言った「負けないように がんばらなくちゃね」
を 自分にいいきかせました
歳月は 人を 作る です
歳月に 作られた 人に 会うのが 楽しみです
本日 10/14(金) ミユキタンゴ五重奏+ケンジ&リリアナ
水戸 自由ヶ丘スタヂオ
今年をもって 自由ヶ丘スタヂオ が なくなるため
最後の 演奏 です
10月 14日 金曜日
会場: 自由が丘スタヂオ
住所:〒310-0035
茨城県水戸市東原2-7-39 石田外科裏
TEL 029-221-5538
詳細:
19:30 開演 ¥3,500(予約の方1ドリンクサービス)
佐藤美由紀(Pf) 早川純(Bandoneon) 山中裕平(Vn) スズキイチロウ(Gt) 清水良憲(Cb)
ケンジ&リリアナ(Dance)