発見の会「春と修羅場」

雨の土曜日 久しぶりに電車に乗って 日暮里d-倉庫に
発見の会の「復興期の精神 春と修羅場」の舞台を見に行ってきました
開演30分前に行ったにもかかわらず
もう満員 整理券番号は70番
そのあともぞくぞく人が入り
開演直前は 花道、舞台にも観客が座ると言う 大人気
たぶん江戸や明治の芝居見物も こんなような状態だったんでしょうねえ
 
演目は鶴屋南北の「金幣猿嶋郡」と近松門左衛門の「関八州繋馬」を原作として、
平将門、藤原純友の騒乱時代を描いた3時間にもおよぶ超大作
花道を2本 舞台を2階仕立て にして 狭い舞台を 歌舞伎仕立てに
全編に ジャズの音楽の中に 生の三味線の演奏を組み入れて 時代間を醸し出しています
台詞回しも 歌舞伎町でありますが 今の歌舞伎のイントネーションとはちがい
鶴屋南北の言葉を 忠実に再現しているとのこと
 
難しい言葉を いとも簡単に 3時間にもおよぶ舞台で披露する 舞台役者のすごさ
 
ワタシは クラスがあるため 途中で席を離れなければならなかったのですが
最後まで見ていたかったですねえ
 
完成された歌舞伎も いいですが 
このようなアングラパワー溢れた手作りの舞台 いいですなあ
 
最初 前列にイスをとったのですが 中座しなければならず
立ち見覚悟で 最後列に移動したのですが
運良く 最後列の大向こうの席を 年配のご婦人たちから譲っていただきました
お友達のために取っておいたのですが 来なかったらしいのです
こんな混んだ中で 本当に幸運でした 花道、舞台、下座にまでお客さんが溢れていたのですから
 
ワタシの横に座っていたご婦人たち
カサハラさんが出てきた場面で
”イヨウ にわこ屋”  と 隣にまでしか聞こえない小さな声で 
大向こうから  声をかけていました 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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