横浜クロスストリート

横浜クロスストリート前日の土曜日のクラスに
秋田からヤスナリさんチヒロさんご夫妻が来てくれた
このお二人数年前にミユキタンゴのツアーで
秋田に行った時に知り合い
そして 6月の新潟十日町の「ALE」にもいらしてくれました
ヤスナリさんはバンドネオンを弾き
チヒロさんはタンゴを踊ります
その時にガンチョがうまくいかないとのことで
ちょっとアドバイスをして
今回東京へ来たのでクラスにいらしてくれました
カップルダンスの立ち方動き方踊るためのボディ、、、
短時間でたくさん詰め込みクラスのみんなとも
楽しそうに踊っていました
クラス後の食事会にも来てくれて楽しみました
ワタシとサハリンは翌日の打ち合わせがあり
早めに引き上げたのですが
そのあとなんとヤスナリさんがバンドネオンを弾き
みんなが踊り出したそうなのです
うわあ楽しそうでしたねえ早く帰って失敗でした
どこへでもタンゴを撒き散らすリリケンクラブ

翌日は横浜クロスストリート

クロスストリートは楽屋がなく着替えられないので
バックパックにジャケット2着と靴とスラックスを入れていきました
がなんと会場の横にプレハブの楽屋が新しくできていました
もっと衣装を持っていけばよかった

品川から京浜急行で横浜そして日の出町に
シトシトと降る雨前回はひっくり返すような大雨
おかしいなあワタシもリリさんも晴れ男晴れオンナなのに
ましてリリさんは最近アマテラスオオミカミが
乗り移ったといわれているのになあ
たぶん地元で主催のサハリンが雨男なのかも？？？

会場は 12:00からしか入れないので
手伝ってくれるとスタッフには 11:30集合と言っていたのですが
言っていたワタシがやはり心配で 11:00には到着してしまいました

やはり会場は開いていず
すぐ前のガストに行くとミユキさんと歌手のミホコさんが
おいおいおいミユキさんもう今からそんなものを飲んで！！
というものを飲んでおりました

そこへ台車でクーラーボックスと
物販グッズなどを運ぶサハリンが来て
スタッフも集まり手分けしてドリンクを買いに行きました
今回は自主公演お釣りなどの金銭の準備から
会場作り受付ドリンク全て自分達で行います
スタッフのヤギちゃん、ミッシー、オミツは慣れていますから
任せておけば大丈夫
しかしこれからやっていくサハリンには一つ一つ覚えてもらい
的確な予想と指示が出せるようになってもらわなければなりません
これも経験です
15年近く前にやったタンゴロコリンド公演では
規模が大きく満員になったにもかかわらず大赤字を出し
ワタシは生命保険を解約して支払いに当てました
またある時は会場作りに夢中になり冬ポンに
「あんたはチョロチョロしないで踊っていなさい」
とお叱りを受けました
踊りは別に問題ないから会場作り気を配らないとねえ

今回ミユキタンゴ四重奏
子供ができまた新たな境地に入ったバイオリンの王子
翌日は横綱白鵬関の後援会でバイオリンを弾くという
芸の幅を広げていっております
これまた 10月にお子さんができるというコントラバスのシー様
その落ち着きからかこの日の演奏際立っておりました
アメリカのバンドネオンコンクールで
チャンピオンになった川波さん
グランマエストロ Victor Lavallenさんたちと演奏してきて
ますます迫力がましてきています
このメンバーをまとめるピアノの剛腕も
いっぱい入ってエネルギー満杯

ここに今回ゲストにサックスの片山広明さん
片山さんは忌野清志郎さんのバックバンドや
渋さ知らズのメインサックスの奏者
その世界では片山師匠と畏れられています
あの15年前のタンゴロコリンド以来ですね
今日もゲストもロコリンドの時も
いつもリリさんのちょっとした思いつき
これが当たるからコワイ

リハーサルでドアを開け放し
ミホコさんの歌と片山さんのサックスをメインにした
「伊勢佐木町ブルース」が流れると
行き交う人も足を止めのぞき込んできます
13:30開場 14:00開演
その間タンゴの曲が流れ会場はミロンガに
晴れていてオープンデッキが使えていたら
ここでも踊れて気持ちよかっただろうにと
雨を怨みます

ミユキタンゴのクンパルから
今日の演奏それぞれの音がしっとりと絡み合い
またいつもとは違った深さを出していきます
とくに王子のバイオリン、シー様のコントラバスが
どんどん出てきて主張し引っ張っていきます
サハリン&サチヨとワタシたちのサルードス

そして歌手ミホコの登場
本当にすごいですよねこの人の歌は
聞かせるそしてワクワクと嬉しがらせちゃう歌なんですよね
タンゴの歌そして伊勢佐木町ならではのあの歌
片山さんの咽ぶサックスにハスキーで迫力の歌
それに絡む四重奏いいなあ昭和歌謡！！！
だからまたタンゴもよくなる聞きたくなる

w
片山さんのサックスで「ポルウナ」「夏」
ミホコさんの歌で「セディセデミ」
これは自作の詩であの早い曲に見事にマッチ
笠置シズ子さんの「買い物ブギ」に匹敵するようなセンスの良さ
またステージメイクが上手い
お客さんをいじりながらステージに集中させていく
サトルくんたじたじ
いやあ楽しい
これだけの人たちと一緒にやる楽しさ最高ですよ

裏方からダンスまで
重労働の仕事の合間にサハリンご苦労さまでした
ダンスも自主ライブの準備手順もひとつひとつ経験して
学んでいってくださいね
クラスには芝居をやったり歌をやったりミロンガをやったり
いろいろなことをやっている貴重な人材がたくさんいます
みんなに助けられみんなを助け
いろいろなことをやっていきましょう