週末の夜は ひさびさ独りで飲んだくれていた。
僕の大好きな人の旅立ちの日だったから・・・。
こんな日はジャンクフードを揃え、焼酎のビール割をガンガン飲みながら
大好きな映画を観る。
選んだ映画はフランク・キャプラ監督、グレン・フォード、ホープ・ラング出演の
「ポケット一杯の幸せ」
NYのギャングが街角のリンゴ売りのおばあさんからリンゴを買うと
幸運が舞い込み成り上がっていく。
最後の大物との取引の時にリンゴ売りのおばあさんが見当たらない。
おばあさんはヨーロッパに残してきた娘からの手紙に
今度ヨーロッパの貴族の息子と結婚することになったので会いに行きますと・・。
おばあさんは自分はNYで上流階級の暮らしをしているとウソの手紙を娘に書いていたのです。
NYのギャングは子分や仲間を巻き込み、全財産を使い
おばあさんを貴婦人にして、無事娘と婚約者の貴族一族に会う
そしてギャングはおばあさんからリンゴを買い
取引に行き、NY一番の親分になる
というお話・・・・
もちろん映画が終わったときは、僕はベロベロ