木彫りと ハンバーグな 一日

本日も すごいいい天気
今日は お休みなので どこのお寺に行こうかな
と 考えていたのですが
いや 今日は 一日 木を 彫ろう と 決めました

今まで 彫っていた 救世観音は 細かいところを
徐々に 作りあげて 行く 仕上げの段階 焦らずにゆっくりと

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今日は 先日 買ってきた ヒノキの 大きな 木を
聖観音に 作り上げるための 下ごしらえ

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教室で 高さ33cm、幅11cm、厚さ6cm(本来は寸で測るのですが)のヒノキを
ミシンで 切って 正面からの 形を作りました
糸鋸が上下に動いている機械に
木を入れて ミシンで 縫うように 木の形を 切っていきます
これが また 難しいんです
糸鋸が 微妙に 柔らかいための 厚さ6cmの 板だと
上としたでは 1cmくらいの 誤差が 出てしまいます

また この形にするには 3時間くらい
ミシンをかけていなければなりません
ずっと 強い力で押さえつけていないと
木が 暴れて 思うように 切れません 重労働なんです

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教室で 一応3時間かけて この 形に作りをしたので
あとは 横からの いらない部分を とっていきます
これは ミシンを使えないので
彫刻刀で こちょこちょコチョコチョ 彫っていきます

かなり削るので 押さえる左手も 削る右手も
すごい力が 必要です
ちからの バランスが狂うと 手を切ったり 彫刻刀を飛ばしたりするので
力をコントロールしながら 全力で 彫ります
このサイズの 木で これだけ大変なのですから
あれだけの 仏像彫刻を 作った 定朝や運慶 快慶 円空などの 仏師は
どのように 木と 格闘しながら 彫刻を ほったのかと
また 新たな 仏像の 見方の楽しみ方が 出来るように なりました

彫っている最中 クラスの先輩は
力の加減が悪く 彫刻刀を落とし
それが足を切り 血だらけになっています
それを 見ていますから 家で彫る時も まずは 安全を考えます
両手に 軍手をはめ 足を開き 彫刻刀を 落とさぬよう 掘り進めます
ほんとうに 木は 強い すばらしい

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指先だけでなく 上腕、肩、背中まで 一時間彫ると
筋肉が 張ってきます
彫るためには 彫刻刀が 切れなければなりません
そのためには 彫刻刀の 研磨 が できないと いけません
また これが 難しいことなのです
刃物を 研ぐ
彫刻刀も 削っていくと 刃が鈍らになったり こぼれたりします
そんな 彫刻刀で 彫ると 細かい部分の顔などを作るとき
木が割れて メチャクチャになってしまいます
木像彫刻を する場合 彫刻刀を 研げる ということが 必須条件です

今 クラスの講師の 渡辺さんから この研ぎについて
特別講習を 受けています
電動の研磨機で 研ぐのですが 刃の 研ぎがそろわないのです
あちこちが 乱反射する のです
まさに タンゴの一歩一歩と 同じなのですよね
一歩一歩の 足が きちんと 研げていなければ
それが作り出す フィガーも ハッキリとしたものを作り出せません

この 指の感覚と この 音で 判断するのですよ と 渡辺さんは 言うのですが
ほんの1cm にもならない 彫刻刀の 刃を 揃えることさえ 難しい
この渡辺さんは かつては 音楽家 コントラバス奏者だった方
指の感覚 音の違いが 仏師になっても 生かされています

あという間に  夕方
6月下旬と 7月初旬の ミユキタンゴツアーの
交通手段の 予約を取り 行動一覧表を作りを
気分転換のために 食材の買い物に 行きました

今日は 気分は 仏師になりきるために
去年亡くなった 叔父からいただいた作務衣を着て買い物に
こんばんは ハンバーグ

昨夜 茗荷谷のクラスのあと
リリさんと食事をしていると
ロンロンさんからメールがありました お肉を取りに来てくださいと
最近ロンロンさんは クラスに来てくれて
なんと 家が近いので 何かと 頂き物を しています
皆様のお力によってワタシは 活かされて います
今回は 挽肉というよりも上等の 牛肉の細かいお肉

すごくいい お肉なので つなぎを つかわずに
お肉と塩と胡椒と ニンニクだけで ハンバーグを作りました
丁寧にていねいに ゆっくり時間をかけて練り込み
粘り気が出てきたところで 形にし
両面を焼き 色をつけ
そこに 赤ワインをふりかけ 蒸し煮に
🎵 今夜は あなたに ワインを ふりかけ 🎵
その肉汁と 赤ワインにバターを入れ ソースを作り
ブロッコリーとニンジンとジャガイモの付け合わせをして
ワタシの はじめての ハンバーグ 完成
肉が しっかりしているから いいハンバーグ ができました
美味しかったです

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木彫りと 料理に 集中した 休日の 日
こんな一日も いいなあ
木のような 年輪作りは 無理ですから
変化のある 一日 一輪 を 作りたいと 思います

今週 日曜日 5月31日 14:00から
吉祥寺 フジイヒロシダンススクールにて
「タンゴ オリジェーロ」があります
DJは ブエノスアイレス帰りの 高和ヨーキチさんです

翌 6月1日(月) Open18:30 Start 19:30
雑司が谷 エルチョクロにて
「あの 谷本仰 が やって来る!!」
トリオ・ロス・ファンダンゴスのバイオリンとMCの谷本仰さんと
ミユキタンゴデュオ ピアノ佐藤美由紀さん ギタースズキイチロウさんの
ジョイント ライブ ダンサー ケンジ&リリアナです
どんなタンゴが 聞けるのか?どんなMCが聞けるのか?
楽しみですよ!!
谷本仰の前に

「あの」という定冠詞がついている谷本仰さんのバイオリン

聞きにきて くださいね!!

 

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お待ちしております

2 thoughts on “木彫りと ハンバーグな 一日

  1. Kenji さんの素顔に触れてイメージ再グレードアップ! tangoの「動」と木彫の「静」、おまけに料理までなさるとは! 素敵な方なんですね!! とは言ってもlessonは遠くて容易に行けません。 Buenos予定も未だ決めていません(先月Asia旅行でさえシンドかった) 現在スポーツクラブとハリ院通い、でも来月はlesson行きます。 (Mikiさんの生徒Keikoより)

  2. KEIKOさん、ありがとうございます。アジアを旅行できるようになったんですね。早く体調を戻して、また大好きなBsAsに行けるようになってくださいね。まずは 体力ですから スポーツクラブと針治療は欠かせませんよ。また、お会いしましょう。

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