ケンジタンゴツアー 京都

奈良の朝は 雨
怖れていた 雨です ああ、、、

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9:00に宿を出て 近鉄奈良駅で 急行に乗り京都へ
朝食は 奈良といえば 柿の葉寿司
柿の葉寿司を買って 車内で 食べます

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ミユキ号は には 乗車5人
あぶれたワタシは 京都に行き 観光を楽しんで
夜行バスで 東京に 帰る予定でしたが
うわーーん この 本格的な 雨 恨めしい
リリさんが 宿で 仲良くなった台湾観光客との写真を送ってきました
外国人がいっぱいの 外国人が経営している日本的宿

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10:30京都到着
うわーーまったりしていた 奈良から
観光客であふれかえる京都に
京都駅の バス乗り場は 人で 外国人で いっぱい
蹴上から 歩いて1時間 山を登り
将軍塚にある 青蓮院別院 に 行く予定でしたが
この 大雨に 予定を変更
観光客であふれかえる金閣寺に行くと
本当に あふれかえっていました 傘の花が咲く
モナリザが来た時のような 、阿修羅像が 来た時のような
とどまることを許されず すごすごすごと動いていく傘の波
あーーー失敗

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気をとりなおして バスで 四条河原町に行き
京阪電車で 八幡町に そこから 男山ケーブルに乗り
石清水八幡宮へ
日本三大八幡宮の 一つ と いわれますが
宇佐神宮と比べてしまうと ちょっとしょんぼり

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また ケーブルに乗り 京阪電車に乗り 三条大橋へ
雨は 強く 冷たく降り続く
あああ 帰りたいよー 家で 酔っ払って眠りたいよー

三条大橋近くの鴨川沿いの中華料理珉珉
学生時代 よくお世話になっていたものですと
この間 神戸風月堂のライブの時に
同級生の安村さんが 行ってきたと言っていたので
では ワタシもと 珉珉で 昼食
学生時代と同じく ラーメン&餃子

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そうか どこへ行っても 観光客で いっぱいの京都
ならば 学生時代を 思い出しついでに
♬ 同志社の キャンパスで
会ったのは 初恋の人 ♬
忘れはしない 18の 想い出 ♬

とあの頃流行っていた歌を 口ずさみながら
出町柳から 今出川通りを 同志社方向へ
男の花道と呼ばれた 同志社女子大前の 小道
同志社大学女子大学の 栄光館 では 今日は 卒業式
ああああ 40年前の今日 ワタシは 卒業し 京都を去ったのでした

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懐かしくなり 守衛さんに尋ねると
キャンパス内に 入ってもいいですよ とのこと
ああ 懐かしい 我が 学び舎
もっと 真摯に 勉強すべきでした

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しばらく 卒業生であふれかえるキャンパスを うろつき
新町校舎の方にも 足をのばしました
わびすけ だの キタだの 東天紅だの あの頃の 喫茶店は 姿を消したものの
一つ トリオ だけは ありました

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同志社キャンパスを 後に
隣の 相国寺へ

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相国寺 特別拝観は 24日からで 今日は 入れませんでしたが
相国寺承天閣美術館では あの伊藤若冲展 を やっておりました
ワタシ はじめて 伊藤若冲 見ましたが すごいですね
あんなに 繊細で 力強い 日本画
水墨画も 色彩画も どちらも 細かく 構図が素晴らしい
いいものを 見ました

image image image image image(ネットより参照)
考えました
人の 盛りというのは いつなのでしょう
育ち盛り 食べ盛り 男ざかり 働き盛り、、、、、、
肉体の盛りと 精神の盛りは一致しないし
学生時代 育ち盛り食べ盛りの頃は 今思うと とんでもないおバカさんだったし
少しは 物事がわかり始めてくると 体力が なくなってくるし
そこに 技術の盛りを 加えると
その 3つが 合わさった盛りというのは いつなんだろう???
その3つのベクトルが 最高潮に達する時って 別に 若い時に限らない
これから 最高潮を迎えるかもしれない

みなさんの方が よく知っていると 思いますが
この伊藤若冲 30歳で 絵を始め 考え独自で学んでいった
39歳で家督を譲り 画に没頭し
どこの派にも 属さず 後ろ盾もなく 一匹狼の画家を貫き
72歳の時 天明の大火で 全てを失い 困窮の生活になっても
貧困は苦にならず と 絵を売って 米を得る 悠々自適な暮らしと
より 絵に没頭し 84歳で 大往生する
人生の 盛りは いつなのでしょう?と問いかけられたような
伊藤若冲展 でした
心技体 伸ばせるものは 伸ばしましょう

さてさて お寺も閉まり 美術館も閉まり
どこで どうして どうしましょうか

あああ リリさんから 東京に 帰り着いたとの 連絡が、、、
いいなあ いいなあ

いや 与えられたチャンス
酔っ払いながら 京都の ビエハ レコバを探そう
ワタシの マリポシータを探そうか

まだまだ あります 夜行バスの時間まで

でも 今回も たくさんの方と  かつての年月を共にした方たちとの ご縁を紡ぐ いい旅でした

また 来ます

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