映画「ミロンゲーロス」を観て来ました
古き良き時代を 知っている ミロンゲーロスたちの
懐かしい思い出を語りながら 進められていきます
彼ら そして 彼らの口から語られる伝説のミロンゲーロたち
かろうじて ワタシは その ミロンゲーロたちに触れています
最初に ブエノスアイレスに 訪れた1995年
ホルヘ フィルポ、アウロラ ルビスに毎夜毎夜
様々な 古い ミロンゲーロたちが集まるミロンガに連れて行ってもらいました
おかげで 古き良きミロンゲーロたちを 紹介していただきました
カチョ&イルマは ミロンガだけでなく 家まで お邪魔したり
ラ テラサという 綺麗な屋外のミロンガのワタシのテーブルの前で
華麗なステップを見せ ウインクしていくカチョ ピストラ
アカレンセというミロンガを主催し
カンジェンゲの名手ロドルフォ&マリア
ホルヘが
「この女性と踊ってもらえ、タンゴを感じるぞ」
と言った スンデルランドの特等席にいるマルガリータ
ミロンガの名人 ファクンド&ケリー
ワタシたちがデモをしている時でも
「エーサ ハポ!!」と声をはりあげるプピ
フェスで一緒に踊ったトト フェラルド、ネネ、
赤毛の オフェリア、ブランキータ、
オシャレな ベルシート&ニナ、キケ&ジョコンダ、カルロス&ロサ、
テテ&シルビア、
いつも食事に誘ってくれたダンディなリカルド・ビソット
スンデルランドの エル チーノ、ホルヘ&リリアナ、カルロス&グラシエラ
毎日遊びに行っていた伝説のダンサーぺピート・アベジャネーダ
そんなミロンガの様子を毎日取材していた
雑誌BAタンゴの主催者 ティト・バルンボ
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あの映画を観て そんな 時代を思い出しました
そして あの頃持っていた ミロンゲーロスに詩を綴った本を
久しぶりに 引っ張りだしました
何もわからずにブエノスアイレスへ行った時代
ボエドのアカデミア デル タンゴに
オズワルド ソトのレッスンを受けに行った時
出てきた人に
「オズワルドはもうすぐ来るから そこで待っていて、
おれ エドゥアルド よろしく」って
その エドゥアルド アウキンバウを知らずに
受付のオッちゃんだと 思っていた頃
あとで あれが ビデオで見ていた エドゥアルド&グローリアの
エドゥアルド だったんだああああ って驚いていた
エドゥアルド&グローリアにも 可愛がっていただきました
そうか そんな年月が ワタシの中に流れているので
あの 映画が とても うれしく観られたのですね
リカさん、ホセルイスさん ありがとう
こういう貴重なものは 残して行くべきですよね
映画の中でも言われていましたが
現在は 技術も上手くなり
ミロンゲーロよりも ダンサーが増えた と
世界中で タンゴが踊られ 若いダンサーたちが増え
アルゼンチンのダンサーたちが世界中に教えに来て
ブエノスアイレスに行かなくても 上手く踊れる人が増え
ブエノスアイレスに行っても
ミロンガに行かないダンサーが増えているとか、、、
若いダンサーの方々は この映画 どう感じたのでしょう
タンゴは 新たな時代にはいった ようで
古い船には 新しい水夫が乗り込んでいくだろう
古い船を今動かせるのは 古い水夫じゃ ないだろう
吉田拓郎の イメージの詩の一節が 浮かびました
そんなことも考えさせてくれた 映画「milomgueros」でした
ケンジさんへ
本日の映画「ミロンゲーロ」を見てきたとのことですが、何処でで何時まで放映しているのでしょうか?
教えてください。 亀山寛より