バンドネオン奏者の 川波幸恵さんから
渡辺エリさんの 劇団3◯◯の芝居「鯨よ、私の手に乗れ!」
とても 素晴らしい芝居ですよと薦められました
川波さんは バンドネオン奏者であり
また この渡辺エリさん、宇梶剛士さん、沢田研二さん、鶴瓶さんの
舞台にも出ているおかた
今までの舞台 どれを見ても 外れたことがありませんね
そんな 川波さんの オススメの芝居
今度も どんなのかなあ と ワクワクしながら 行ってきました
三軒茶屋 シアタートラム
介護病院 、40年前の地方アングラ劇団、
そしてその最後の 実現されなかった 戯曲の完成へ
芝居に 歌に ダンスに 見事に構成された ストーリーに演出
渡辺エリさんの他に 木野花さん、久野綾希子さん、銀粉蝶さんのベテランに
見事な 若手の俳優人たち
老人介護問題から 70年代のアングラ演劇や社会問題を取り入れ
現在、過去、劇中フィクションが 錯綜する 舞台
川波さんが オススメしてくださった通り いい芝居でした
ちょうど 数日前 ワタシの 母がまた入院しました
1月初旬に 退院したのですが
一週間後に帰ると 退院時よりひどく
歩けず 這って トイレに行くような状態
これでは ダメだと ケアマネージャーさんと話し
再度 入院を決めたのでした
芝居において そんな病院の痴呆症患者のシーン
(母は 痴呆症では ありませんが、、、、)
母の入院の2日前に
地元の 中学校の 同窓会がありました
ワタシに とっては 30年ぶりの同窓会
どの顔もどの顔も 新鮮です
ワタシは 小学校1年の修学旅行の写真と
中学校の 卒業写真を iPadに 入れて行きました
高校 大学時代の友人たちとは 旧交を温めていますが
小中学校の 同級生たちとは 本当に 会ったことがありませんでした
最初は ぎこちなかった 再会もすぐに 子供の頃に 戻ります
みんな 数十年の歳月を生き抜き 人間的厚さが増しています
そして あの頃は こうだった ああだったのと話し
えっ あんな子供の頃に そんなことを考えていたのとか
みんなに当時の話を聞くと 新たな 自分像が 作られます
ワタシ 子供の時から 「老子」だとか「荘子」の中国思想を読んでいたそうです
まったく 自分が 覚えていないことを みんなが覚えているので新たな自分探し??同窓会も また 楽しいです
そんな 過去との遭遇 母の姿が教える未来との遭遇 を繰り返しながら みんなが そうやって 現在を生きています
次の日 御徒町の ホテルに
ブエノスアイレスに住む ミキさんの息子
ダビ君に 会いに行きました
ブエノスアイレスの日亜学院で 勉強するダビ君
そこの同級生たちと20人と 研修旅行で 日本に来ました
ブエノスアイレスでは いつも会っているダビ君ですが
日本で会うのは 彼が 赤ちゃんのとき以来
もう 18歳になった彼と 日本で会うとは 感慨深いものがあります
日本語も よく勉強していて 日本語で いろいろ話そうとします
そしてアニメ「昭和元禄落語心中」を 気に入り
今 「寿限無」を 覚えている最中
ピアノも YouTubeで 独学で 覚えた才能
多分 落語も いい腕前になると思います
上野鈴本に 連れて行こうかとも 思いましたが
長旅の疲れ、団体行動中でもあり
御徒町で お寿司を食べて 別れました
まだまだ 成長していくダビ 、マゴを 見る思いですね
あの過去が こうやって 現在に来て 未来に 向かっていく
人生 面白いなあ
もう1ヶ月近くたつのですね、 ダビにはもっといろいろな和食を食べさせてあげたかったのですが、時間なくて…日本の印象は良かった様ですね?! 素直な彼がさらに成長した姿が見られる日を望んでおります。
ダビ いい青年になりましたね。日本語も しっかり話そうとして 偉いです。しかし あの日本人形 よく持って帰りました。