12月12日タンゴの節句 en TOKIO
トリオロスファンダンゴスとケンジ&リリアナで20年間創りあげてきた
GW恒例のライブツアー「タンゴの節句」をマーシー&マギを巻き込んで
東京仙川のアネックス仙川ファクトリーで行われました
9/6に谷本さんから電話があった時
5月のGWにマーシー&マギと行った門司港小倉
3年ぶりの一緒のライブと 火災にあった旦過市場復興のライブ
あれを東京でやったら とふと答えていた
ファンダンゴスのミロンガでの演奏もいいけど
タンゴの節句のライブ演奏に飢えていたのかもしれない
そんな話がマーシーマギに行ったらしくすぐにそれをカタチにしてくれた
マギさんが小学3年生からずっと通っていたダンススタジオ
そこでコンテンポラリーダンスを習い教えていた彼女のダンスの原点
大学を卒業し 芝居を志し身体動作を学びに来ていたマーシーとの出会い
そして タンゴへ歩んでいく二人の原点
その場所でタンゴの節句ライブ
夏あたりからリリアナの調子が悪くなった どんどん痩せていった
ジムに ワークショップに ゴルフ教室に大忙しだった彼女が
9月には すべてをやめてしまった
なんとかリリアナ祭のミロンガは乗り切ったが
10月からはまったく動けなくなりクラスも休み寝たきりになり
50kg あった体重も 30kg台に落ちこみ 電話の声も弱々しくなった
元気だけが取り柄だったリリアナが倒れた
ワタシ一人では なんの役にもたたない
せっかくのタンゴの節句en Tokio も諦め
ワタシは廃業も考えていった
お酒が好きなリリアナ
長年の飲酒で 肝臓膵臓がひどい数値を示していた
それが彼女の身体を精神を 萎えさせ動けなくさせていた
クラスのみんなや 仲間の支え そしてファンダンゴスの支えがあり
11月半ばには治療して 動きはじめ 練習ができるようになった
動ける身体と心を取り戻したら頑張り屋のリリアナ
ジムに練習にと励んでタンゴの節句en TOKIO にそなえた
12/12のこのイベントがなかったら
彼女はもっともっと長く病に沈んでいたと思う
そんなことがありながら迎えたこの日のライブ
13:00から手作りの会場音響照明の設営
ファンダンゴスが来てリハーサル
18:45から開場 19:15 開演
マーシーマギが踊り これまでの経緯を話し出すと
会場から 裏切り者 どろぼう(マーシーがマギを奪っていった)
という 温かい 仲間からのヤジが飛ぶ
その 声援に応えるように踊るマーシー&マギ
復活したリリアナを喜ぶクラスの仲間 渋さの仲間
私たちも 若いダンサーに負けずに踊る
(写真 タキ)
もちろんファンダンゴスの得意技 回る舞台
温かな人々に見守られ 素晴らしいライブ
予定時間を 45分もオーバーして 21:30終演
もうここまででも 目に涙 のマーシー
誕生日祝いのケーキ や プレゼントが持ち込まれると もう大泣き
よかった 本当によかった また 踊れた
みなさん ありがとうございました