ブエノスアイレスツアー4日目

ブエノスアイレスは毎日快晴
朝夜は少し涼しいが昼はかなり暖かい
しかし今夜から雨が降るという
嵐を呼ぶバンドが近づいている予兆なのか

着いた日が真夜中で空腹を心配して
日清塩ラーメンを買ってきたのですが
それをこの朝スープものをお腹に入れたかったので
大きな鍋に野菜をたくさん入れ塩ラーメン2つ
サンテルモコロニアルは以前はキッチンにガス台があって
ミキに預けてあった圧力鍋で料理を作ったりしていたのですが
今はキッチンは電熱器に代わり料理もしなくなりました
電熱器のゆるい熱でまったりまったり作ったラーメン
皿に盛り胡椒とオリーブオイルを入れ
フォークとナイフで食べる旅情ならではの味わいです

昼からタンゴシューズを買いに C線B線と地下鉄を乗り継いで
カジャオに行こうと思ったのですが
洋服も見ておこうと以前チノミホさんから教えてもらった
プエイルドンにある「El Ray del los Pantalones」へ
4年前にここで買った黒にジャケットが
たくさんのツアーで酷使したためにもうくたびれ気味
そろそろ新しいものが必要です
お店に入ると店の店主がにらみをきかせています
ネクタイ、シャツ、ジャケット、スーツ、たくさんのものが
店の中に転がっています
黒のジャケットを探していたのですが思うようなものがなく
帰ろうとするとあの店主が何も買わないで買えるのかよという目で
引き止めます
そして腕っこきのシャベリの達者な店員を送り込んできて
これを着てみろあれを着てみろと手を変え品を変え次々に攻めてきます

リリさんが後ろからのシルエットがいいという縦縞のジャケットを購入
他には何かいらないかいらないか？？？？？とういので
シルバーのシャツを購入
今までのシルバーのシャツもう22年使っています
22年前シルバー、赤、黒、青と4着セットを頂いたのですが
その頃はポリエステルの光沢のあるシャツなどは着る機会がなく
放っておいたのですが
国内外のツアーが続く時に衣装として
洗濯してもすぐ乾くシワが寄らないのでとても重宝
さすがに 20年以上使うと疲れてきたのでネットとかで探していたのですがあまりない
ここにはすごい数たくさんの色のがありました
ジャケットは袖を治すので明日取りに来るということで店を出ようとすると
あの店主がボソボソと何か買ったのか！！オーラを出しています
ジャケット 1000ペソシャツ 400ペソ

ワタシがジャケットにシャツリリさんがドレスを新調しましたので
ツアー及びステージの仕事よろしくお願いいたします

プエイルドンからサルミエント通りを20分歩いて
タンゴシューズの「ネオタンゴ」へ
サルミエント通りは雑貨屋さん、おもちゃ屋さんが並ぶ面白い通りです

ネオタンゴで頼まれていた靴と
リリさんは新しいドレスに合わせた靴を購入
そしてネオタンゴの隣のレストランというよりも食堂で昼食
この店は安くて美味しいのでいつも満員です
牛カツのミラネサとザク切りのフライドポテト
ブエノスアイレス特有の柔いが美味しパスタ
デザートにフランコンドゥルセデレチェ
白ワインの小ボトルにシホンと満杯のグラス赤ワイン
これで 220ペソ満足満足

サンテルモコロニアルに戻り一眠り
22:00に歩いて2分のDANDYに
ここはロンドンのフェスティバルで一緒だった
金持ちダンサーヘクトル・ビジェルバが所有するホテル
そこでヨーキチさんがオススメの PUCHUミロンガがひらかれています
歩いて2分だから本当に楽チン

入ると待ち合わせしていた友人のMARIERAがもう来ていました
久しぶりの再会昨日会ったBETOの元奥さん
二人の間には美人の二人の娘がいて今11才と8才のお年頃
今日は BETOが面倒を見ています

久しぶりに訪れたDANDY
テーブルもゆったりお客さんがいっぱいでもゆったりまったりのミロンガ
オーガナイザーのPUCHUはお客様みんなを楽しませながら
みんなと踊っていきます
DJはヨーキチの親友のキケカマルゴ
キケとはもう10数年前のラ・ナショナルのミロンガで
デモをやった時からの知り合いその時のDJ
ミロンガタイムもラテンタイムもフォルクローレタイムも
そしてショータイムでも PUCHUが話している時も
クラクションやキャッシャーなどの擬音を使い
お客様を楽しませています

はーーヨーキチはこのミロンガを目指したいのですね
タンゴの他にラテン、フォルクローレもたっぷり
お客様も地元の年配の方が多く
落ちついてのんびりできるミロンガです
そうそうブエノスアイレスに来始めたころは
こういうあたたかいミロンガによく行っていました