快慶と浅草と 山口コーイチタンゴトリオ

先日の 桐生有鄰館ライブの 余韻が強く
果たして あれは 夢か まぼろしか というくらい
遠い昔のことに 感じます
そんなボーっとした 朝を迎え
昼に 胃カメラ検査の 結果を聞きに行ったあと
セブンイレブンで ハガキを印刷し
お世話になった友人たちに お礼状を書き投函
便利ですね セブンイレブンのハガキ印刷
あれでもう プリンターもいらなくなるかも

14:00に家を出て 自転車で上野の東京国立博物館へ
京都大報恩寺快慶定慶のみほとけを拝観に行きました
家から 25km どのような道筋で 今回は行こうか
練馬から 豊島園へ 石神井川沿いを 中山道板橋へ
旧中山道から巣鴨地蔵通り そして白山通りから
六義園前から 谷中へ そして上野の森へ
できるだけ 坂のない道を選んで 走ります


15:30 東京国立博物館 到着
京都大報恩寺快慶定慶の みほとけ
釈迦如来坐像も素晴らしいですが
仏陀の十大弟子立像がこれまたすごい
その表情、衣の一枚一枚の流れ 骨格、、、
どうして こんなものが 彫れたんだろう
快慶の 端整な 創り 魅入られるばかりです
ほかの仏像は 本体と 光背が 分けて展示されていて
今 光背を彫っているワタシには とても参考に なりました

唯一 撮影が許された 聖観音立像

快慶 定慶を 堪能したあと本館で
重要文化財の仏像、

刀剣を拝観
ラジオ深夜便の インタビューで
佐野美術館の館長であり 日本刀の第一人者である
渡邊妙子さんの話を聞いてから 日本刀も 見に行こうと思っていました
日本刀は 本物の 美術品ですね
細かい細工のかずかず 日本人の 端整なものづくりは すごいです

ワタシの好きなテレビ番組「 美の巨人たち」です

きれいな上野の夕暮れをあとに

浅草に 行き カメラおじさんになります
先日買った 50mm f1.1 の中華レンズ
これが ワタシに ピッタリ 大好きな写真が 撮れます
値段が安いですから すべてマニュアル撮りですが
マニュアルの方が ワタシに 合っているみたい

  

 

19:30 入谷 なってるハウスで
山口コーイチタンゴトリオの演奏を聞きに行きました


ピアノ 山口コーイチさん コントラバス小マリさん
バリトンサックス リオさんのトリオ
リマタンゴの時の ピアノから一転
コーイチさんのピアノが 縦横無尽に駆け巡ります
それを リオさんのバリトンサックスが 抑えめに やさしく奏でます
まだ25才 アルゼンチン育ちのリオさん
しなやかな 抑えめのサックスが そそります
そして 淡々と 小マリさんの コントラバスが 支えます


ああ リマタンゴを 経て こういう演奏を
こういうタンゴへのアプローチを コーイチさんは したかったんだ
盲目の雄鶏、私の隠れ家、最後の盃、青空のひとかけらマレナなどなど
しぶい曲 8曲
マレナの構成や譜面から 作曲者が 丁寧に心血を注いだ感じがする
って言っていたコーイチさん
マレナは 作詞家 オメロ マンシが 旅行の帰り立ち寄った
ブラジルとの国境が近い街のバーで歌っているマレナという歌手に
魅了されて その場で書いた曲
それを友人の作曲家ルシオ デマレに 渡すと
詩の中にメロディがあると言って 詩の良さを壊さず曲を作った
と いわれています
コーイチさんの そんな感性が引っ張る山口コーイチタンゴトリオ
今後 楽しみです

日曜日に ミユキタンゴ、月曜日に トリオ・ロス・ファンダンゴス
そして火曜日に 山口コーイチタンゴトリオ
それぞれ独自のタンゴへのアプローチ
こんな 幸せは ワタシとリリさんだけ と 思っていましたが


いました 芝田しょうたろうさん
岩下新生姜ミュージアム、エル チョクロ
そしてなってるハウス、、、、、、


大きな背中の芝ピー ありがとうございます

でもって 帰りが また大変な 道を間違えた28kmの夜

One thought on “快慶と浅草と 山口コーイチタンゴトリオ

  1.  ケンジさんへ
    本日、最近の近況を拝見いたして降りましたが、セブンイレブンでハガキを印刷したとの箇所がありましたが、操作方法と料金を教えて
    いただけますか?
    実は、昨日プリンターが壊れて使用不可になり、困っておりましたので、よろしくお願い致します。
    関東地方、日帰りコンサートは体力が要りますね、まだまだ元気でご活躍してください。  亀山寛より

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